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英語による歌曲への誘い コンサート・レポート①
2010年07月04日 20:36
横浜シティオペラ コンサートシリーズ’10
『英語による歌曲への誘い』2010年7月4日(日)14時開演
神奈川県民ホール 小ホール

奇しくもアメリカ独立記念日である今日、英米歌曲コンサートが開催されました。

コンサートのレクチャーをされた藤井多恵子先生に開演前にお話をうかがいました。

★英米歌曲を志された動機・理由について
藤井先生のお祖父様は明治維新の少し後、あの同志社大学の新島襄と共に船でアメリカに渡られた方で、その影響もあり、お母様も英文科へ進まれ、先生ご自身もご家族の薦めで最初は英文科に進まれたそうです。けれどもアメリカの歌を日本に伝えたい!と言うお気持ちのあった先生は、当時としては飛行機旅行は初めてというぐらいに30時間かけてアメリカへ留学されました。

アメリカは移民の国、先生は結局いろいろな国の歌をネイティヴの方たちから学びことが出来て良かったそうです。

★英米歌曲について
ひと昔前までは英語の歌はJAZZに任せておけばよいというような、安く見られるような風潮がありました。が、現在では結婚式等で英語の曲を歌うなど、日本の声楽家たちも英語歌曲を歌いたいと言う流れが出てきて、時代がやっと追いついたと思っていらっしゃるそうです。またクラッシック歌手だからと言って、ポピュラーや演歌を歌ってはいけないという法はない。良いものはGOODなのであって間口を広くして欲しいと願っていると先生は語っておられました。

★今日のコンサートの聴き所
ところどころ、重要な作曲家が抜けてはいますが、前半は英国系、後半はアメリカで年代順にプログラミングしてあります。国、時代、人種の違いで英語の発音が微妙に違う_そんな生きた英語を音楽に載せて、英語歌曲は堅苦しくなく楽しいものだとコンサートを通じて理解して下されば嬉しいとおっしゃってました。

続く

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