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スペイン・フランス歌曲への誘い コンサートレポート①
2010年07月18日 21:56
横浜シティオペラ コンサートシリーズ’10
『スペイン・フランス歌曲への誘い』2010年7月11日(日)14時開演
神奈川県民ホール 小ホール

歌曲コンサート二日目と致しまして、スペイン・フランス歌曲コンサートが開催されました。

コンサートのレクチャーをされた寺島夕紗先生に開演前にお話をうかがいました。

★スペイン歌曲とフランス歌曲の背景
一番広く国境を接していながら、原語文化の違いが大きいのは、スペインが中世期に700年くらい イスラム教の支配下にあったと言うことが関係しています。
その異文化がスペインの中で栄え、隣国のフランス、イタリアなどは、キリスト教が基盤になって音楽が発展したという、ちがうたどり方をしているので、隣であっても全く色合いが違う音楽が生まれています。
要するに、イスラム・・あるいは、アラブの影響が非常に強いというのがスペインの特徴。
イスラム、アラブ、北アフリカのジプシー達の・・たとえば、フラメンコの影響とか・・
もう一ついえることは、1936年頃、スペイン内乱という内戦が勃発してリベラルな思想が弾圧され、作曲家が多くフランスに亡命するという歴史的背景もあります。
内戦以前も、西洋音楽を勉強すると言うことでフランスに留学する作曲家が非常に多かった点で、同時期にいた、ドビュッシーやフォーレ、ダンディとかと交流する作曲家達は、おおいにフランスの音を取り入れていきました。
近代の作曲家になると、芸術歌曲に関して、分け合い、共有するということがあったが、スペイン人の血というのは、非常に濃く、パリに出て西洋音楽に触れたからこそ、よけいに土着のものに目を向けると言う、風潮が非常に強かったようです。
スペイン歌曲では、その辺が聴き所です。


♪出演

お話:寺島夕紗子

安念千重子 稲垣貴子 岡田道子 金子みどり 田中純子 芳賀美穂 丸岡千奈美 村上曜子 柳澤涼子 竹内則雄

ピアノ:甲山紀子 鈴木靖子 西川理香

♪曲目

ファリア:「7つのスペイン歌曲」より グラナドス:「スペインの小粋な歌」、「愛の歌曲集」より ロドリーゴ:「4つの愛のマドリガル」より ロルカ:「古謡集」より トゥリーナ:「詩の形の歌」より ラヴェル:ハバネラ形式のヴォカリーズ プーランク:「画家の仕事」より サン=サーンス:憐れな男(二重唱) 他

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