いよいよ今月27日にオペラ本番を控え、稽古にも熱が入っている今日この頃＿本日16日、「笠地蔵」の合唱稽古＠岩間市民プラザを見学して、指揮者の上野正博氏にお話をうかがいました。

「笠地蔵」の聴き所は何といっても合唱。松井和彦先生の音楽と演出家の中村敬一先生の台本がとってもマッチしていて素晴らしい、そして松井先生ならではの早口言葉がユニークだと語る上野氏。

ご自分で指揮されるポイントとしては「母国語なので判りやすいけれども、歌い方も含め、『舞台語』としてシッカリ日本語が伝わるかどうか、演出家と協力して、気をつけながら指揮をしています。判ったつもりがとても危険なので！！」とおっしゃっていました。

「花さかじいさん」はソリストたちと音楽がヤハリ大変マッチしていて、面白い作品だと言うことです。

筆者の感想も、民話ということでイメージしていた和風な音楽とは全く違って、良い意味で期待を裏切ってくれていました。今日見学した町の市場のシーンなど、野菜屋さんや魚屋さん、蝦蟇の油売りが早口で口上を述べ、その回りをお正月を迎えるため買い物をする村人たちが群がり、本当に生き生きとした楽しい場面でした。善行は必ず酬いられる＿あったかい気持ちになって家に帰れること間違いなしです。

27日のチケット、まだございます。
http://www.cityopera.jp/opera_info/news2010080301.html
お申し込みは横浜シティオペラ事務局TEL：045-316-5153、FAX：045-534-4083、E mail:info@citeopera.jpまで。

また残念ながら27日はご予定があって無理という方、花さかじいさんはありませんが、「ふるさとの四季」（日本歌曲のコンサート）と「笠地蔵」の心温まるセットで3月12日＆13日に公演がございます。詳細・お申し込みは下記サイトまで♪
http://www.cityopera.jp/opera_info/news2011020101.html
こちらは大人3500円、高校生以下2500円と比較的お求めやすいお値段になっております。春のひと時をご家族でお出かけになりませんか。