3.11地域SNS広域防災訓練シナリオ(案)
2016年03月05日 08:49
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3.11 地域SNS広域防災訓練シナリオ(案)
【想定】 3月11日に、午前10時東京湾北部にてM7.3の地震が発災。 http://www.city.yokohama.lg.jp/somu/org/kikikanri/j …outei.html 津波警報が太平洋沖に発令。 〇○市での震度は5。大きな被害が出なかったが、近隣の県が大きな津波被害にあう。 一旦停電したが、復旧した。被災地域は〇〇〇 直ちに、近隣より状況把握に努める。 各,地域SNS災害対策本部で(以下、SNSEOC#0:Emergency Operational Center)では 本部、計画情報班、実行班、後方支援班、総務・財務班、関係者会議(行政との調整)を構成し、以下に示す機能を持つ。 0. 被災地 以下に従って地域SNS災害対策本部(以下、SNSEOC#0:Emergency Operational Center)を組織して受援の調整を行うための情報を提供する。支援計画を実行に移すかどうかは、地域特性があるので必須ではないが、実行組織と十分連絡を取り合い、計画内容が実行できる環境を持つ必要がある。 今回の想定は以下の通り。 ■誰に対して被災地支援を行うか? 被災地のSNS運営者が行政と連携し、SNSメンバーの家族を含む被災者の集まる避難所 の避難者に対して支援を行う。 ■何を支援するか? 支援対象者の必要な義援物資の集約・配布。 ボランティア手配。 けが人、病人の搬送。行方不明者の捜査(EOC#3が連絡) ■その他の環境条件 被災地ではあるが被災後インターネットは中断したものの、東日本大震災での実績のように堅牢な地域SNSは使える状態にある。 SNSEOC#0は以下の機能を受け持つ。赤字はオプション。 ① 情報把握・共有情報配送(計画情報班) 地域SNS、Facebookの情報を集め被災状況、交通ルートの確保のための情報を集約・発信。 ② 義援物資配送計画作成(計画情報班) 地域SNSなどや避難所での要請に従い、BUGにて必要な物資を要請。 ③ 義援物資配分(実行班) 義援物資が避難所に到着したことを想定し配分。 ④ ボランティア手配・管理(後方支援班) 義援物資の配分や避難所管理のボランティアを手配。関係者会議で社協と調整。 ⑤ 避難所運営(実行班) 可能であれば実行する。社協に任せるでも構わない。心のケアなどが必要であれば 地域SNSに要請する(埼玉にはその部隊がある。)。 ⑥ 行政と関係者会議で調整(関係者会議) 避難所開設、ボランティア受入などの調整を行う。行政が参加しない場合、行政と調整する内容を計画する場として設定するのが望ましい。 1 .掛川 被災状況を鑑み、後方支援組織として行政と中間支援組織とを連携するSNSEOC#1を組織。 以下の機能を受け持つ。赤字はオプション。 ① 情報把握・共有情報配送(計画情報班) 地域SNS、Facebookの情報を集め被災状況、交通ルートの確保のための情報を集約。 ② 義援物資配送計画作成(計画情報班) 被災地と地域SNS、BUGにて連携し必要な物資の配送計画を立案。実行部隊に伝える。 ③ 義援物資配分(実行班) ④ ボランティア手配・管理(後方支援班) 義援物資配分のためのボランティアを集める。 ⑤ 義援物資配送車の手配(後方支援班) 被災地圏内の義援物資配送車の手配を④と協働して行う。 ⑥ 避難所運営(実行班) ⑦ ガソリン・ボランティア基金・通行許可書手配(総務・財務班) EOC#4、関係者会議と連携しガソリン・ボランティア基金・通行許可書手配 など総務的な業務を行う。 ⑧ 行政と関係者会議で調整(関係者会議) 避難所開設、ボランティア受入などの調整を行う。行政が参加しない場合、行政と調整する内容を計画する場として設定するのが望ましい。 2. 兵庫 被災状況を鑑み、情報後方支援組織として行政と中間支援組織とを連携する地域SNS災害対策本部(以下、SNSEOC#2)を組織。 以下の機能を受け持つ。 ⑨ 情報把握・共有情報配送(計画情報班) SNSEOC#1と連携し各地域SNS、Facebookの情報を集め被災状況、交通ルートの確保のための情報を集約。村つぎリレーの管理を行う。 ⑩ 義援物資配送計画作成(計画情報班) 被災地と地域SNS、BUGにて連携し必要な物資の配送計画を立案。地域SNSなどで呼びかけ。 ⑪ 義援物資配分(実行班) ②に従い、兵庫から配送する義援物資の配分を行う。 ⑫ ボランティア手配・管理(後方支援班) 義援物資配分のためのボランティアを集める。 ⑬ 義援物資配送車の手配(後方支援班) ⑭ 避難所運営(実行班) ⑮ ガソリン・ボランティア基金・通行許可書手配(総務・財務班) ⑯ 行政と関係者会議で調整(関係者会議) 行政が参加しない場合、行政と調整する内容を計画する場として設定するのが望ましい。 村つぎリレーのための通行許可書手配、東日本大震災ではガソリンの手配など行政や地元選出の国会議員との連絡を密にした方が事がスムーズに運ぶ場合があった。 3. 埼玉 被災状況を鑑み、発災直後の実行後方支援組織として行政と中間支援組織とを連携する地域SNS災害対策本部(以下、SNSEOC#3)を組織。 以下の機能を受け持つ。 ① 情報把握・共有情報配送(計画情報班) SNSEOC#1,2と連携し各地域SNS、Facebookの情報を集め被災状況、交通ルートの確保のための情報を集約し共有情報として発信。 ② 義援物資配送計画作成(計画情報班) 被災地と地域SNS、BUGにて連携し必要な物資の配送計画を立案。地域SNSなどで呼びかけ。 ③ 義援物資配分・配送(実行班) ②に従い、EOC#4本部(さいたま市北区日進町)から配送する義援物資の配分を行う。 関東圏の義援物資集積場を回り義援物資を配送する。 ④ ボランティア手配・管理(後方支援班) ⑤ 義援物資配送車の手配(後方支援班) 村つぎリレーで必要な車も視野に入れ、つばさ号などを運用して義援物資配送車を手配する。 ⑤ 避難所運営(実行班) ⑰ ガソリン・ボランティア基金・通行許可書手配(総務・財務班) ⑧ 行政と関係者会議で調整(関係者会議) 行政が参加しない場合、行政と調整する内容を計画する場として設定するのが望ましい。 村つぎリレーのための通行許可書手配、東日本大震災ではガソリンの手配など行政や地元選出の国会議員との連絡を密にした方が事がスムーズに運ぶ場合があった。 4. 山武、盛岡、坂井、宇治、伊丹、佐用町、宍粟、尾道、葛飾、宇都宮、、、支援SNS 被災状況を鑑み、発災直後の実行後方支援組織として行政と中間支援組織とを連携する地域SNS災害対策本部(以下、SNSEOC#4)を組織。 以下の機能を受け持つ。赤字はオプション。 ① 情報把握・共有情報配送(計画情報班) SNSEOC#1,2と連携し各地域SNS、Facebookの情報を集め被災状況、交通ルートの確保のための情報を集約し共有情報として発信。 ② 義援物資配送計画作成(計画情報班) 被災地と地域SNS、BUGにて連携し必要な物資の配送計画を立案。地域SNSなどで呼びかけ。 ③ 義援物資配分(実行班) ②に従い、関係地域から集められた義援物資の配分を行う。 |