A 2曲のうち特に「月」は〈月・青い色・悲しみ・・・〉と綺麗な言葉が使われ、マスカーニらしさが見られるこの詩に共感したからです。楽譜にも沢山の速度記号が書かれていてマスカーニ自身もこの曲も気に入っていたのではないかと思われます。私は修士の修了演奏で「カヴァレリア・ルスティカーナ」を歌いました。マスカーニが大好きなんです。その時の演出は芸大最後になった栗山昌良先生でした。
Q 最後に、演奏されてご苦労された点は何でしょうか。
A オリジナルのSoprano用の調で歌ったので、Mezzosopranoの私にしては音が高く大変でした。