書き込み数は52件です。 | [ 1 2 3 4 5 6 ] | ◀▶ |
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書名:菜根譚 著者:鎌田 茂雄 発行所:NHK出版 発行年月日:1997/2/20 ページ:309頁 定価:1000円+税 日本では江戸時代から近代にいたるまでよく読まれた本として「論語」「水滸伝」とともに菜根譚が挙げられるそうです。でも戦後はほとんど知らない人も多いのではないかと思います。儒教、仏教、道教のエッセンスを取りいれて人生の処世術を書き綴ったもので、どのページから読んでも良い書物として長く読まれてきたそうです。野菜は菜を食べるのが普通ですが、野菜の根を食べる(貧しい生活)ような経験をしないと人間として完成しない。苦労して初めてわかるという意味で … [続きを読む] |
書名:世のなか安穏なれ 現代社会と仏教 著者:大谷 光真 発行所:中央公論新社 発行年月日:2007/3/25 ページ:228頁 定価:1200円+税 立命館大学の「現代社会と仏教」という講座で、著者(西本願寺門主)が講義した内容と学生達の質問に答えたものをまとめたものです。 「どうして人を殺してはいけないか」という事を議論しないといけない世の中になってしまった。理屈で考えることの弊害が顕著になってきている。体験から得るものものが大事。 科学技術はずっと進歩発展していますが、人間は進歩しないということを踏まえていないといけない。進歩しないというこ … [続きを読む] |
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放射能汚染MAP 子供が危ない!「首都圏レジャースポット」 http://yokohama.fau.jp/smf/index.php?topic=2440.0 ![]() 東京横浜近郊の遊園地などの汚染マップです。年間に換算してみました。このあたりでも汚染しているのですね。3/11以前の5倍から10倍位になっていますね。 マイクロSV/h ミリSV/年間 野毛山動物園入り口 0.26 2.3 よみうりランド 0.23 2.0 子どもの国入り口 0.19 1.7 ズーラシア 0.14 1.2 金沢八景シーパラ 0.15 1.3 多摩動物公園 0.15 1.3 東京サマーランド 0.2 … [続きを読む] |
書名:風雲 著者:海音寺 潮五郎 発行所:毎日新聞 発行年月日:1988/10/20 ページ:268頁 定価:1300円+税 久々の海音寺潮五郎です。昔は良く読んでいた。幕末の長州征伐の時代のひとときを海音寺流の物語の進め方です。やっぱり語彙が豊富、漢文の素養が良い。名文です。幕末は勤王論、佐幕論が争っていた。この2論に開国攘夷の相反する論が縦横に交差して、勤王攘夷、勤王開国、佐幕攘夷、佐幕開国と各派とわかれ、我が国未曾有の思想混乱時代。公武合体などという地球の両極を一致させようするような議論まであった。現代の人が幕末、明治を見たときわからない。当たり前 … [続きを読む] |
書名:鈴蘭 著者:東 直巳 発行所:角川春樹事務所 発行年月日:2010/6/8 ページ:498頁 定価:1900円+税 東直巳の私立探偵・畝原シリーズ。名無しの探偵と便利屋畝原。元北海道日報の記者で、罠にかかり職と名誉を失った 調査業=便利屋として糊口を凌ぐ男やもめの娘持ちという設定。娘の幼稚園時代の友達の関係からその母親と親しくつきあっている。 かに族を安くとめ、働かせながら自然パークを経営しているオーナー(尋常小学校卒70代)、その近くでゴミ屋敷を築き上げて近隣、行政から睨まれている男、それら人々が札幌、北海道を舞台に繰り広げる物語。どこか普通一般 … [続きを読む] |
書名:悲鳴 著者:東 直巳 発行所:角川春樹事務所 発行年月日:2010/2/8 ページ:414頁 定価:1900円+税 私立探偵・畝原へどうみても美人とは言えない女が現れた。その女の依頼は夫の浮気現場の撮影。その写真を元に離婚したいと。だが調査を始めると夫のアパートの前で張っていると、そこに現れたのは本当の妻だった。依頼した女では無かった。依頼した女は何者か?連絡はつかない。やがて畝原への嫌がらせが始まった。例えば夜中にエンドレスのファックス。そこには「死」「恨む」等読みに耐えない文字が紙一杯に大きく書かれている。それがファックス用紙が無くなるまで … [続きを読む] |
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