書名:「やめる」からはじめる人生経済学 著者:森永卓郎 発行所:経済界 発行日:2004/10/6 定価:1400円+税 物事ははじめるより止める方が難しい。世の中は「カネ、カネ、カネ」強い者はより強く、弱い者は益々弱く「弱肉強食社会」金儲け、金持ちになると勝ち組、なれないものは負け組と。そんな世界で自分の進むべき道はただ一つしかないかの如くラットレースに血眼になって、自分にとって何が幸せなのか、何がしたいのか、わからいで世に流されているみなさん、一度立ち止まって見て下さいという勧めです。止めるに止めらない状態で日々を過ごすことにどんな価値があるのか?今よりお金がもっと欲しいのか?どれだけ貰えば満足できるのか、そんな限界も意識しないで「オカネ、オカネ」と騒いでいる世の中を立ち止まって考えて。自分を取り戻そうという本です。「オカネ」はあればいいけれどそれだけでは満足できい。幸福になれない。もっともっと大切なものがあるのですよ。という当たり前のことを気づかせてくれる一書かなと思う。今の時代には必要な本かも知れない。森永卓郎という著者これからちょっと注目してみたい。 本書カバーより ------------ いまの生活を見直してみたらどうだろうか。勇気を出して、思い込みを捨ててみたらどうだろうか。見栄を捨てても、体や心は壊れない。それどころか、それをきっかけに本来の人間らしい暮らしを取り戻せること多い。長い人生を考えたら、不安にかられて脇目もふらずに走り続けるよりも、一度立ち止まって、もう一度目的地を確認した方が、結果的に目的地にたどりつづけると思う。本書は立ち止まるヒント集だ。 |