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2010年11月26日(金) 

書名:ワシントンハイツの旋風
著者:山本 一力
発行所:講談社
発行年月日:2003/11/10
ページ:351頁
定価:1600 円+ 税

1964年に行われた東京オリンピックの時、選手村が建設された現在の代々木公園、NHK放送センターあたりにあったのがワシントンハイツ、戦後GHQが高級将校の住むところとして使用していたところ。東京オリンピックを開催するにあたり、選手村を建設する場所としてキャンプ・ドレイク(和光市・朝霞市・新座市)かワシントンハイツが候補に挙がった。地の利を考えて米軍より返還してもらったのがワシントンハイツの敷地。ここはもと代々木の練兵場。このワシントンハイツがあったことで、原宿などはかなりアメリカナイズしたのでは。

山本一力の自叙伝的な小説です。中学校3年生の時高知県から上京して、新聞配達をして世田谷工業高校に通う。そして近畿日本ツーリストに勤める。その後仕事を転々と変えるが、丁度25歳頃までことを書いている。
新聞配達でワシントンハイツを配るようになって、ここで英会話を習得したとのこと。その後旅行会社でそれは生きてくる。年代的には少し上の著者だが、この中に出て来るケネディ大統領の暗殺、飛行機の墜落が続いたこと(羽田沖、松山空港)、大阪万博、三島由紀夫の割腹自殺、よど号事件など。その時の情景を浮かべながら興味を持って読んだ。


閲覧数1,951 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2010/11/26 22:04
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