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2011年06月16日(木) 
書名:福島原発メルトダウン
著者:広瀬 隆
発行所:朝日新聞出版
発行年月日:2011/6/10
ページ:238頁
定価:740円+税

福島第一原発の惨状は著者が予想したとおりの状況を示している。今後の対策はあるのか?放射能汚染はあまりにも大きくなってしまいました。私たちはどうすれば良いのか?あくまで自分の判断で考えて下さいと言いながら下記の方策を提案している。

・30才以下の人、とくに若い世代、幼児、妊婦は250kmを最低限の避難圏として出来るだけ遠くに避難する。
・30才を超えた人は危険性を自ら判断して、人生を選択して農家と漁業者をまもるために汚染された食品を食べるしかない。

大気中に、海水に放射性物質を放出し続ける福島第一原発。これをどうすればいいか著者も判らない。だから今まで原発をやめろと警告してきた。「原発は絶対安全」と言ってきた政府、東京電力も判らない。放射漏れを起こした原発をどうすれば良いか、そんな対策など想定もしていなかった。
この問題は相当長期にわかる時間が必要になってしまった。放射能汚染されてしまった状態でどう生きていくかを迫られている。マスコミ、政府、東京電力の言っていることを鵜呑みにしてはいけない。自分で考え、データを収集して考えることを求められている。

原発がなくなると電力が足りない。節電ムードになっているが、電力が原発が無くなっても十分足りる。マスコミ、政府、東京電力にダマされるな?すくなくとも電力会社は電力が不足して売るものがないということは恥。自分たちの才覚で準備するという覚悟も意識もない。こんな会社は市場から自然に撤退するしかないのではないのか。3月11日以来政府、東京電力、マスコミ、専門家の言ってきたこととは違う。これも風評といわれるかもしれない「本当のこと」を言っている。どれを信用するかはこの本を読んで自分自身で判断しましょう。

何故か?本当のことを言うと「風評」と言われてしまう現状をしっかり見つめる必要がある。うそがまかり通っていることを自分で感じ、行動しないといけないと思う。

閲覧数1,299 カテゴリ本に出会う コメント0 投稿日時2011/06/16 21:22
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