本牧通りとほぼ平行に流れている旧千代崎川。
かつては近隣の田畑へ水を供給する役目を持っていたのだが、千代崎川の周囲にも人家が増え、本牧の町が市街地化されていくと、川の汚れや悪臭がひどくなってきた。
そのため昭和31年(1956)から川にフタをする工事が始まり、昭和38年(1963)には暗渠ができあがった。
その前年に中部下水処理場が完成していたので、旧千代崎川は公共下水道として利用されることになった。
大和町商店街と旧千代崎川の交差部分にあった大和橋
駐車禁止の看板
そして平成20年からの下水道再整備で工事が始まると、同時に段差のあった橋跡や極細の歩道なども改修されて、歩きやすい道路に生まれ変わった。
再整備された下水管と道路
この工事の中で、旧千代崎川の歴史を後世に伝えるため、橋の一部を保存するモニュメントと記念碑ができあがり、7月9日に上野橋跡地でその除幕式が行われた。
準備中の関係者
記念品
除幕を待つモニュメント
除幕を待つ記念碑
西の谷橋と上野橋の親柱
上野町1・2丁目東部自治会会長
上野町1・2丁目南部町内会会長
環境創造局の部長
伊波市会議員
除幕!
姿を見せた記念碑
式典終了後は、旧千代崎川跡に完成した上野町南部町内会館に移動。
参加者は、まだ新築の匂いが漂う館内でしばし懇談していた。
上野町南部町内会館
上野町南部町内会館内部
上野町南部町内会館内部
posted by よんなん