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2011年08月30日(火) 
書名:SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室
著者:富樫 倫太郎
発行所:中央公論社
発行年月日:2009/10/25
ページ:324頁
定価:1000円+税

 警視庁刑事部に新設された広域捜査専任特別調査室、別名SRO総勢7名の小所帯でも捜査官全員キャリア、本来なら250名以上の部隊の陣容となるキャリアの配置。日本版FBIの初めての仕事は身元不明の白骨死体が山梨県で発見される。手の指は切断されていて手先の骨は残っていない。また歯も治療された可能性のある歯は全て抜かれていた。広域に捜査をしてみると、同様の白骨死体が発見されていた。被害者は身元不明届けの出ている人達との見当をつけて、家出人届の調査を始めて見ると意外な事実が、またSROのメンバー達のそれぞれ特異な過去が見えてくる。見えない犯人像の推定から犯人特定までの経緯はなかなか良く書けている。

閲覧数2,195 カテゴリ本に出会う コメント0 投稿日時2011/08/30 18:52
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