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2014年05月25日(日) 
2014年5月24日 房日新聞社読者コーナーへの投書
今年4本目で通算42本目の掲載
地元の新聞に私の投書が掲載しましたので、原文を公開します。



平成18年12月に既存の制度を統合した、バリアフリー新法ができました。それから8年。
私が見る限り、どうも進展がないような気がいたします。


すでの施設整備をした箇所のその後
バリアフリーの工事はどうしても、つくったあとの維持管理があまり目にとまりません。
多機能トイレが本来の使われ方になっているかどうか。
私は視覚障害の方のための点字ブロックが各所でバラバラで、使いにくいのではないかと思います。
点字ブロックは日本工業規格により、形が決められています。しかし、場所の景観を理由に本来使用すべき黄色でない色のブロックが少なくありません。弱視の方にとっては黄色はかろうじて見える色だそうです。
内房線のローカル駅でまともに点字ブロックが設置している駅は浜金谷、千歳の2駅のみ。それ以外の駅は一部改修または全面改修が必要です。


新法に基づく取り組み
この新法では国の基本方針に基づき、市町村が基本構想を策定。策定のための協議会設置ができます。しかし、この安房地域4市町は残念ながら、基本構想や協議会がありません。つまり、バリアフリー施策がないのです。
観光のための来訪者は健常者とは限りません。
道路の段差や施設で問題がないか、整備する必要箇所があるか、是非とも4市町において、基本構想とそのための協議会をたちあげていただきたい。


駅の整備について
実は長浦駅で駅の改札からホームまでのエスカレーターの設置で、地元の袖ヶ浦市が設置工事の負担をするのでもうけてほしい、ということに対し、JRは維持費負担を理由にこれを拒否しているそうです。
内房線では浜野、八幡宿、五井、姉ヶ崎、木更津、君津、館山の各駅に改札からホームまでのエスカレーターがあります。これらの駅では長浦駅のような問題がなかったと思います。
新法の基本方針では、1日の乗降5000人を目安に施設整備を求めています。長浦駅はこの条件をクリアをし、また、袖ヶ浦市の基本構想に盛り込まれています。
私は地元市町村で何が必要で困らないかという意味で、2番目に書きました市町村の強い取り組みの意思が極めて重要だと思います。

私は身内の障害をかかえる立場として、バリアフリーの問題は優先順位を高くした取り組みを切望いたします。

閲覧数1,750 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2014/05/25 07:12
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