2015年5月31日 房日新聞社読者コーナー・通算59本目の掲載 私の投書が掲載になりましたが、今回は一部削除で載っていますが、原文とデジタルサイネージの現場の写真をつけて公開します。 来年で合併発足して10年の南房総市ですが、いくか気になることを。 数年前に市内など観光案内所や道の駅などに設置したデジタルサイネージ=電子看板。対岸の横須賀市の久里浜のフェリー乗り場にもありますが、現地では全く稼働されず、無関係なポスターが貼られていました。 この電子看板、果たして、活用がされているのでしょうか。 南房総市役所近隣の富浦体育館近くにある駐車場。 かつて、岩井から平群までの循環バスで使用したトミーの車両がたなざらしのまま。 先日、デマント区間の拡大や早朝・夕方の便を廃止の時刻改正が組まれたトミー。 市では公共交通に関する行政計画の策定準備がすすんでいますが、どうしたら、足のない方の利便性をはかるのか。 たなざらしにしているバス車両を柔軟に活用できるよう、考えるべきではないだろうか。 今年の南房総市の事業で、市内の小学生の高学年のお子さんを対象に、塾や習い事の月謝に対して、最大7千円の補助があります。 実は最近の毎日新聞と房日新聞で知りました。 教育格差是正の一環のとのことで、内容は理解をします。 しかし、教育格差是正というのであれば、経済的に苦しい家庭の子供さんへの支援にもっと配慮をすべきではないか。 昨年、千葉県内で唯一、決まった学校給食費の3ヶ月滞納に対する給食停止との兼ね合いをどうするのかも、気になります。 そして。 市役所の職員の皆様方のメンタル面の問題。 退職された職員だった方の話を聞きますと、 合併前より人間関係が冷たい という声が。 合併前の旧町村時代の和やかさが、合併後、そういった雰囲気がなくなったということです。中にはその精神的なストレスにより、休職ややむなく退職という方もおられるそうです。 市役所の職員の方のモチベーションを落とすようなことがあってならないです。 それは、不測の事態に住民への応対に影響し、行政への不満につながる可能性があるからです。 ほかにも。 旧町村にある地域づくり協議会。場所によっては人材が集まらず、思うような活動ができないのではという不安の声。 私がかねてから申し上げているバリアフリー施策。 残念ながら、合併してここまで具体的なことが全くないことです。 観光地たる、もてなしの部分でバリアフリーの問題は後回しではないと思います。 私が今書いてきたことは、気になることではありますが、あくまでも南房総市の課題です。その課題を一つ一つ、解決できるよう進めてほしいものです。 他人事でなく、住民皆が問題意識を持って。 |