昨日8日の東京新聞の朝刊の一面。 本日9日まで障害者週間ですが、それに関連した内容が紙面に。 長年、障害福祉に関わるものとして恥ずかしながら知りませんでした。 視覚障害の方にとって命綱に等しい白杖。近年、それが理解されないために残念なトラブルが増えています。 40年前、福岡県内の視覚障害の方々によって。 万一、身の危険など身動きがとれない状態になった場合、正面の状態で白杖を持つ部分を上に上げ、胸のあたりに下半分を位置にして手に持つ これを白杖SOSのサインとして考案。ロゴもあります。 しかし、普及・浸透がなかなか進まない中、ここまできたそうです。 私が理解する限り、視覚障害の方が切迫した状況を第三者に伝えるには、本来の使い方とは異なる動作をして、訴える以外にないと思います。つまり、上記でかいたような、ある意味、視野が見えない中での勇気をふりしぼったかたちでなくては伝わらないのではないかと思います。 手段としてはこの方法以外に見あたらないです。 視覚障害の方は視野には制約がありますが、音に対してはかなりの聞き分けをされます。しかしながら、その聞き分けが困難である場合は、ある程度の勇気と覚悟をもっての行動にならざるをえないと思います。 私たちは、どうしたら、相手の思いや考えを理解と受け入れができるか。その中で、視覚障害の方の命綱である白杖に対し、日常の生活の中で打ち解けなくてはならないと思います。 なお、この話題については10日の私の和田浦集会で配付資料として取り上げることにします。 |