8日の午前中、私個人としては8年ぶり3回目になります、横浜市内にある国土交通省関東運輸局の鉄道部にいきました。 8つの事柄について、担当者とやりとり。 先般、7つの議会に提出中の内房線についての陳情書の説明 →千葉県南部にあるJR2箇所の4種踏切において、事故がおこり、その後の対策がなされていない現状での年明けのSL臨時列車の運行には理解ができないこと。 私は10年前から、陳情書提出者の一員である袖ヶ浦の住民団体は2年前から、JR東日本千葉支社へ出向くことが直接できない中で、内房線沿線自治体の執行部と議会がともに連携しての取り組みが必要であること。 これらを陳情書提出の理由として話をしました。 →13日の袖ヶ浦市議会の陳情書付託先の委員会審議で陳述をすることも話をしました。 りんかい線・京葉線の新木場経由の乗り入れについて →少なくとも4年後の東京オリパラまでに実現が必要であることを。 袖ヶ浦市内の馬場、姉ヶ崎街道と南房総市内の南一号の3つの踏切について、現地を撮影した映像を見せながら、踏切道改良促進法による指定踏切として受けることができるよう説明。 JR乗務員にかかる問題 浜野駅での車いす利用者の列車乗降中の車掌の発車ベル操作。 館山駅での乗客がいるにも関わらず、列車の車掌がドア扱いをし、その乗客が乗れなかった件。 いわゆる、居眠りやお手洗いが間に合わないケースの問題など。 当該鉄道会社において、1番目と2番目は乗務員個人の責任として、3番目については乗務員の健康管理に関わることであり、会社組織の責任として、企業としてのそれぞれの問題に対しての解決のための目配りが必要ではないかと話をしました。 11月22日の福島沖の地震の際に、千葉県南部に津波注意報が発令していた時間帯。 内房線では発令を受けて列車を止めたものの、一部の上り列車が保田駅の手前で停止。 乗務員の案内などはいっさいなかった。長時間の停車ではなかったが、もし、被害をもたらす津波であれば、あのままでいいのかとする、通学で利用していた高校生の親御さんからの声を説明。 新しい千葉駅について。 改札からホームへの階段が4箇所から3箇所に減った1から6番線ホームについて、現状、オフピークでも南側の階段とエレベーターが混雑する。交通弱者への配慮がされているかどうか。 また、緊急時のために、階段が1箇所減らされたホームについては、そのための予備階段が必要ではないか。 →関連して、千葉県障害者条例に基づく、各保健所に専属の相談員である広域指導員の方が、近く千葉駅の現場視察予定であることも伝えました。 正式発表前ではあるが年明け3月予定のダイヤ改正が一部、明らかになっている。 内房線の特別快速の廃止 館山始発の早朝の内房線上り2本の廃止 内房線の日中の各駅停車を木更津乗り換えとする →早朝の列車一部廃止は、もう少し、通勤・通学に配慮してもいいのではないか →木更津乗り換えについては、同一ホーム乗り換えのケースが限られ、交通弱者に配慮すべきではないか。 視覚障害者の方のために、点字ブロックともう一つ簡易な柵を駅ホームに。 内房線の末端駅においては、構内踏切の設置の問題が生じるが跨線橋を撤去した通路にあらためるべきでは。 以上、主に8つの事柄を話をいたしました。 運輸局の担当者からは、その場での具体的な回答はありませんでしたが、 踏切の指定については、踏切安全通行カルテ作成段階において、カルテの規定はもちろん、現地調査、鉄道会社と道路管理者のヒアリングをしての段取りになる、という回答がありました。 それ以外の事柄については、鉄道会社に伝えるかたちになりました。 ただし、乗務員の件と津波発生時の対応については、後日、内容を確認する場合があるということが。 私の方で当事者の方との正確な裏取りをえて、伝達することで、確認をいたしました。 8年ぶりの出先の来訪はここまで。 |