ことの発端は、掛川の早瀬さんから、「(できるだけコストをかけずに)QRコードを読み込んだら解説が流れる仕組みができないか」という相談。 最初は、YouTubeのコンテンツをQRコードにして、専用ソフトで読み込み、スマホで自動再生するアプリ「MovieQR」の利用を考えました。ところが、ほとんどの動画サイトでは、ユーザービリティの配慮から、自動再生時はミートになることから、解説の音声を自動再生することができないんです。ここで発想を変えました。 どうせ、音声操作が必要になるのであれば、一般のアプリでQRコードを読み込んで、URLをクリックしてコンテンツを表示させ、再生ボタンをタッチする。このわずかな手間をよしとすれば、地域SNSエンジン「OpenSNP」のムービー機能が使えることに気がつきました。 そこで早速、各コンテンツ毎にQRコードを生成して画面に表示するようにしました。 作成する人は、 ①スマホなどで撮影した映像を、OpenSNPのムービーに[外部公開]で登録する ②登録されたページのQRコードを印刷して、適当な場所に貼り付ける 利用する人は ③貼り付けられたQRコードを、スマホやタブレットのアプリで読み込む ④出てきたURLをクリックしてコンテンツを表示させ、再生ボタンをタッチと、ビデオ解説が流れる なんとシンプルな仕組みなんでしょう。作成されたコンテンツは、パソコンはもちろん、SNSサイネージなどでも再生できて、他のブログなどに貼り付けも可能です。これだけできて、開発費ゼロ、維持費ゼロ、利用料ゼロ。健康に気遣うビール好きにはピッタリの仕組みが完成しました。 発案は、展示物などのガイドをさせることでしたが、WiFiさえあれば、きっとさまざまな応用方法はがあるはずです。みなさまのお知恵をお寄せ下さい。 |