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2018年06月24日(日) 
書名:NEW ELITE ニューエリート
   グーグル流・新しい価値を生み出し世界を変える人たち
著者:ピュートル・フェリクス・グジバチ
発行所:大和書房
発行年月日:2018/3/1
ページ:295頁
定価:1.500円+税

著者ピョートル・フェリクス・グジバチはポーランドで生まれ、ドイツ、オランダ、アメリカで暮らしたあと、2000年に来日したという人。モルガン・スタンレーなどを経て入社したグーグルではアジアパシフィックでのピープルディベロップメントを担当したのち、グローバルでのラーニング・ストラテジーに携わり、人材育成と組織開発、リーダーシップ開発などの分野で活躍。日本在住17年となる現在は、独立して2社を経営しているそうです。

「私たちはどのように働き、生きるのか」という視点で今までの外見や学歴で仕事を判断して行く時代ではなく、新しい時代に入っているということを啓蒙している。

そして、そのように実績を積み上げてきたいま、実感していることがあるのだといいます。外見や学歴などで仕事を判断していた時代が終わり、「私たちはどのように働き、生きるのか」という大きな視点で見ても変化が必要な時代に入っているということ。
従来型のオールドエリートは固定化された「地位」のようなものでした。有名大学を卒業したら、学歴エリートとして「○○大学卒」という肩書きのもとに生き続ける。一部上場の大手企業に就職すれば、エリート社員としてい続けられる、という具合に。でもこんなエリートは成長の余地がなくなってきていることは昨今の不祥事を見ていても明らかになっている。エリートとは恥ずかしい人たちが未だに跋扈していることでも判る。

「楽しんで仕事した者勝ち」の世界がやってくる。早く結果を出して自分をアップデートしていく&社会に影響を与えることの大切さを、これからの社会予測とともに伝える。既存の価値観から新たな価値観への転換、そして楽しんで仕事した者勝ち」、楽しむことに重点をおいた働き方、マラソン型の人生ではなく、スプリンター型の人生。コツコツと継続するのではなく、遣るときはやる休むときは休む。一生をコツコツとマラソンを走っているような人生を送る時代ではないと言っている。これは既存の価値観からすると凄く違うので、反発も多い考え方かもしれない。でも時代は段々変わってきているのでしょうね。今静かなブームになっている本とか?若い人は直ぐ理解できるかも知れないけれど、ちょっと取っつきが悪い本です。

閲覧数811 カテゴリ本に出会う 投稿日時2018/06/24 16:43
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