書名：家、家にあらず　
著者：松井　今朝子
発行所：集英社
発行年月日：2005/4/30
ページ：325頁
定価：1900円+税


大名屋敷の奥御殿へ江戸北町奉行の同心・笹岡の娘瑞江は奉公に出た。幼い頃から「おば様」と呼んできた浦尾が勤める大名屋敷。母の死んだ後、年頃の娘を案じた浦尾が奉公を強く進めた。この奥御殿で起こる「世継ぎ」「お家騒動」を時代ミステリーとして仕上がっている。この著者の得意する役者の世界など詳しい。「家、家にあらず、継ぐをもて家とす。」風姿花伝。当時の家という概念、その中に生きる人々の必至の生き様が描かれている。きらびやかな奥御殿

書名：鬼哭の相場
　　　証券検査官３
著者：松島　令
発行所：宝島社
発行年月日：2002/12/16
ページ：316頁
定価：1619円+税

証券検査官シリーズ第３弾。元大蔵省ノンキャリア作家が描く経済犯罪小説（大蔵省国際金融局、東北財務局に在籍していた著者）

証券検査官は商売柄株の売買は禁止されている。主人公証券検査官直也は浮浪者を殺して、その人になりすまして株の売買を始める。この手続き方法など詳細に住民台帳制度と国民保険・年金制度が、個人の顔写真を持たないことと、公文書がその住所に届くだけで、信用する『本人確認』の盲点をついて証券口座を手に入れる。

奇怪な国立がん研究センターの資料、何で今頃

国立がん研究センターに下記の様な資料が4/14付けで掲載されている。簡単にいうと放射線と発がんの影響についての資料ですが、年間1mシーベルトと法律で決めてあるにも関わらず、それ以上の放射能でも問題ない。安全を宣言している。国立がん研究センターですから素直に受け取って良いのか？原子力安全委員会のこともあるし。
この資料は結果だけが記載してあるので、裏付けが全くわかりません。調査方法、サンプル数などの生データは皆無。国立がん研究センターが発表したのだから信用しろと。タバコ、酒を比較材料に使ってい

町田ぼたん園2011 - 風に吹かれて隠れ里
http://yokohama.fau.jp/cpg/thumbnails.php?album=182

悠久の時を経て1500株の百花繚乱。町田ぼたん園に自転車で行ってきました。自宅から21km程約1時間ほどのサイクリングです。鶴見川の上流に向かってサイクリングロードをひたすら走る。町田ぼたん園は今見頃です。現在300種類1500株のぼたんがあります。まだ咲いていない品種も残っています。白と紫の藤の花も綺麗です。

町田ぼたん園2011 on PhotoPeach - Fresh slideshows to go!
http://photopeach.com/album/18r4rhj

一目でわかる世界中の原子炉マップ
青色: 稼動中
水色: 建設中
黄緑: 建設予定
白色: 稼働停止
黄色: 建設中断
ピンク: 閉鎖

Nuclear Power Plants Around the Globe Climate Central | Climate Central
http://www.climatecentral.org/blogs/interactive-map…-reactors/

書名：原子炉時限爆弾
　　　大地震におびえる日本列島　
著者：広瀬　隆
発行所：ダイヤモンド社
発行年月日：2010/4/5
ページ：283頁+付録21頁
定価：1500円+税

地震直後から探していた本書、ようやく手に入れることができました。早速読みました。昨年の8月に発売された本で、地震による原子力発電の危険性を声高に叫んでいた本です。当時地球温暖化CO2犯人説が横行していて、原子力発電はクリーンな理想的なエネルギーと賞賛、また景気対策として諸外国に日本の原発を売りつけに政府、財界一丸となって進めていた。こんな時に全く逆に原子力発電ほど危険なものはない。特に20