関内方面から来ると、本郷町に入ってすぐのところにあるウナギの「川京」。町に近づくと周辺から仄かに蒲焼の香りが漂ってくる。
外観はタイル張りでモダンな感じであるが、一歩店内に入ると、そこには懐かしい雰囲気が。 4人がけテーブルが4つに2人がけテーブルが2つ。それにちょっとした座敷がある。 テーブル間は意外と広く、ゆったりとお食事ができるのがいい。
メニューは…
並 1,200円 中 1,580円 上 1,900円 特上 2,200円
そこから並を注文。
出来上がるまでの間に、次々とお客さんが入ってくる。
お店の方に『いつものやつでいいですか~』なんて言われている高齢のご婦人。おそらく常連なのだろう。
ほかにも夜の本牧が似合いそうな熟年カップルや、寡黙で折り目正しい老夫婦など、ほとんどの客が近隣の住人みたいだ。
そんなお客さんに応対するお店の方々も感じ良く、奥さんらしき方が歩いて出前に行くところをみていると、地域に根付いたウナギ屋さんであることが分かる。
ウナギは柔らかくて美味しい。タレは甘味を抑えた“ちょい辛”。昼間でなければ日本酒でも飲みたいところだが… 銘柄は越乃寒梅、浦霞、八海山、〆張鶴など。
posted by よんなん
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