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2011年06月29日(水) 

さる6月12日(日)、第4地区南部元気づくり推進協議会の設立総会が開催された。

▲準備のための打ち合わせ

 

▲会場設営

 

▲受付風景

 

▲設営完了

 

同協議会は、第4地区南部地区連合町内会の区域において、少子・高齢化の進展とともに顕在化している地域の課題について、区域内における各団体や地域活動グループ、地域施設等と連携して課題解決に取組み、地域に住む人々が元気に、安心して生活できるまちづくりを進めることを目的としている。

協議会の設立に先立ち、各自治会町内会会長が発起人となって、地域内の各種団体に対し、次のような呼びかけを行った。

 第4地区南部連合町内会(以下、「連合町内会」)は、「第4地区南部元気づくりの会」を結成して、平成21年4月10日に横浜市の「身近な地域・元気づくりモデル事業」の「モデル地区」の指定を受け、まちの元気づくりを目指して活動してきました。
このたび、今までの活動経験を踏まえ、更に地域的展開を強化するため、地域の関連各団体・施設等の連携による、仮称「第4地区南部元気づくり推進協議会」(以下、「推進協議会」)を設立したく、ご案内いたします。
第4地区南部(以下、「当地区」)には、遠くは平安の時代から本牧本郷村、本牧村を経て受け継いでいる文化的伝統、黒船来航に端を発する近代日本の文明開化を支えた歴史、先の大戦後の厳しい環境の中でアメリカ文化の直接的な影響等、が重層的に蓄積されており、先人たちの努力により、いわゆる「本牧文化」が形成されて現在に至っています。
しかし、当地区が急速に都会化されるにつれて、近所づきあいの希薄化の問題が浮かび上がってきました。加えて、高齢化・少子化は当地域においても着実に進んでおり、核家族と近所づきあいの希薄化とが相乗的に相まった孤独死や児童及び高齢者虐待が発生しないようにする必要があります。
更には、都会化されるにつれて増加する犯罪行為や伝染病への対策も、住民にとっては重要な事柄です。
一方、高齢者たちが生き甲斐を見出されるような、更には新たに当地区の住民仲間となった方々には楽しいふるさとづくりの手助けとなるような事柄に、地域ぐるみで取り組むことが必要となってきています。
生活面では、当地区に戦前から続く人間味のある商店街の存在は、本牧文化の重要な要素の一つとなっています。
アメリカ接収地解除後の新本牧地区開発構想には含まれていない古くからの身近な商店街が、同構想に基づいて当地区に隣接する地域にできた新しい商店街と協働して活性化されて繁栄できるための環境づくりは、当地域住民の豊かで安心した生活及び本牧文化を更に発展させるためには不可欠です。
自然環境の側面では、中区で唯一残る緑豊かな丘陵地帯の保存と、自然豊かな丘陵地帯であるがための災害対策や、交通対策も当地区の大きな課題の一つです。
このように、当地区には将来に向かって、解決していかなければならないさまざまな、複雑な課題があります。
このような複雑な課題解決には、連合町内会及び自治会・町内会、地域の各種団体、活動グループ、地域施設等が単独で行動するのでなく、地域住民のためには何が必要かを念頭におきながら、互いに連携して、情報交換をして、話し合いながら、有機的に活動していくことが必要と考えます。【設立趣意書より】

これに賛同した団体は30。その代表者が協議会の委員となり、当日は25名の方々が出席した。(重複3名、欠席2名)

▲金子会長の挨拶

 

▲総会の様子

 

設立総会は本牧2丁目北部町内会長の小島さんの司会により始まった。
本牧2丁目南部町内会長の石田さんが開会の言葉を、続いて発起人を代表して、第4地区南部連合町内会長の金子豊さんが挨拶。

総会の議長には金子豊さんが、書記には設立準備委員会事務局長(本郷町3丁目第2町内会長の鎌倉さん)が指名され、さっそく審議に入り、まずは第1号議案の「第4地区南部元気づくり推進協議会規約(案)」が承認された。
続いて第2号議案、役員の選出について話し合った結果、次の方々に決まった。

●会長 金子豊(第4地区南部連合町内会長、本牧大鳥自治会長)
●副会長 石田良男(本牧2丁目南部町内会長)
●副会長 岩村喜公(第4地区南部地区社会福祉協議会会長)    
●会計 小島智子(本牧2丁目北部町内会長)
●監事 高梨佐和子(第4地区南部地区民生委員児童委員協議会会長)
●監事 松浦徳治(中区老人クラブ連合会会長、本牧大鳥クラブ会長)
●相談役 山路清貴(特定非営利活動法人横浜プランナーズネットワーク理事長)

続いて、規約第8条によって協議会会長が運営委員長を指名することになり、そこで石田良男さんが選任された。
また、規約第12条に基づき協議会の事務局長に鎌倉さんが任命された。

ここまでは人事案件の審議であったが、引き続き第3号議案「平成23年度第4地区南部元気づくり推進協議会事業計画(案)」、第4号議案「平成23年度第4地区南部元気づくり推進協議会予算(案)」の説明があり、審議の結果、計画・予算とも全会一致で承認された。

平成23年度 第4地区南部元気づくり推進協議会事業計画
地域交流の推進
(1)テーマ別まちあるきの検討・実施
(2)菜園づくり講座の開催
(3)地域施設を利用した交流事業支援

福祉保健活動の推進
(1)福祉保健活動計画への協力
(2)高齢者見守り活動などの福祉保健活動支援
(3)こどもが健やかに育つ地域づくりの推進

商店街活性化の推進
(1)商店街うんちくツアーの開催支援
(2)商店会代表との意見交換会の開催
(3)商店街と地域との交流事業支援


最後に司会者から来賓の紹介があり、牧野中区長、中区連合町内会長連絡協議会会長の平山正晴さん、横浜市会議員の伊波洋之助さんからご挨拶をいただいた。ほかの来賓は横浜市会議員の福島直子さん、串田久子さん、松本研さん。
山手警察署長の中野良則さん、本牧中学校校長の石井秀明さん、大鳥小学校校長の青木勇さん。

 

▲中区長の牧野氏

 

▲中区連合町内会長連絡協議会会長の平山氏

 

▲横浜市会議員の伊波氏

 

最後は岩村副会長の閉会の言葉で無事終了した。
なお、この協議会の事務処理を担当するため、事務局を中本牧コミュニティハウス内に置くことになった。


総会終了後は会場を作り直して交流会に。

 

▲事務局長の挨拶

 

▲お茶・ジュースで乾杯

 

「キッチン さし田」(本牧原29-2)からケータリングされた美味しい軽食をいただきながら、参加者同士の交流を深めた。

 

 

 

posted by よんなん


閲覧数2,270 カテゴリ本牧・本郷町の「まちネタ」 投稿日時2011/06/29 15:14
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