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2014年12月29日(月) 
2014年12月の取り下げの新聞社の投書原稿
お蔵入りにはもったいないので公開いたします。



2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に関連し、本年8月に国土交通省の審議会の場で、羽田空港から新宿・東京・新木場の3方面への鉄道輸送アクセスの構想がJRより発表。

また、千葉市を中心に京葉線沿線自治体なとでは、新木場駅での京葉線・りんかい線との相互乗り入れのための実態調査の開始。

新木場駅では京葉線とりんかい線は、現状、線路でつながっており、団体臨時列車などの乗り入れはしていますが、定期列車の運行は全くありません。

りんかい線は東京都などの第三セクターの鉄道会社・東京臨海高速鉄道です。
りんかい線の大崎駅側では、新宿・大宮方面のJR埼京線との直通運転を実施。

問題は京葉線とりんかい線は会社・運賃が異なること。
しかし、


JRがりんかい線を買収

りんかい線の2種免許をJRが、りんかい線を運営する会社が3種免許に変更

りんかい線の運賃をJRにあわせ統一し、JRはりんかい線の会社にりんかい線の線路使用料を支払う


いずれかの方法で新木場での乗り入れはできます。

羽田空港と都心とのアクセス構想は、東海道貨物線とりんかい線を活用したルートが提示。
東京貨物ターミナル駅とりんかい線の車両基地は隣同士の位置関係で、線路がつながれば、いつでも京葉線・りんかい線経由で、房総から横浜方面との列車の運行は可能です。


鴨川市はオリンピック・パラリンピックの合宿地の誘致に名乗りをあげています。

アクアラインとそれにつながる首都高速は、当面、慢性的な渋滞問題は解決しないと思います。

来年は内房線の木更津から佐貫町の区間が開業100周年。しかし、イベントなどはやらないようです。しかし、私はこの機会だからこそ、新木場駅での京葉線・りんかい線相互乗り入れと、同時に内房線・外房線も連動して、りんかい線経由の列車運行を実現させ、オリンピック・パラリンピック合宿関連の輸送をすべきです。


京葉線内の舞浜、市川塩浜、南船橋の3駅の線路増強改良工事

外房線の勝浦から安房鴨川の高速化・防災対策工事

内房線の君津から安房鴨川の高速化・防災対策工事


この3つをセットにしての輸送改善事業として、国などからの支援を模索すべきです。

過去、外房線の上総一ノ宮から勝浦の部分複線化工事での、工事費を沿線が貸し付ける方法。三重県では名松線の復旧工事で、防災工事部分を地元負担の条件で実施などが参考になります。


新木場駅での京葉線・りんかい線の乗り入れ問題は、内房線・外房線と全く無関係ではありません。


来年3月、上野東京ライン開業で、上野・東京に発着の在来線の相互乗り入れが始まります。

都心中心の発着でなく、地域から都心経由の地域への鉄道輸送がこれから重視されます。

閲覧数1,431 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2014/12/29 02:36
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