2015年3月4日 房日新聞社 読者コーナー掲載 私の投書が載りましたので原文を公開します。 南房総市で作業が進んでいます防災行政無線放送のデジタル化。 私の自宅にも、昨年10月までにそのための新しい受信機が届きました。 この受信機は、市役所からの広報はもちろんのこと、緊急放送があった場合、聞き逃した時のために自動で録音され、あらためて、再生も聞くことができます。 さらに持ち運びもできるようです。 しかし、一日3回の定時放送で女性の音声による自動放送なんですが、話すペースが速く感じます。人によっては早口に聞こえ、内容がきちんと聞き取れないことがあるそうです。 一般家庭へは無償で新旧の受信機が交換できましたが、企業や事業所等では有償で交換だそうです。 合併前の旧富山町では、一般家庭であれ企業や事業所であれ、確か無償貸与でした。 合併して、南房総市では企業や事業所へは有償というのはどういう理由があるのでしょうか。 商売をされている方の中には、有償と聞いただけで新しい受信機と交換をしないというケースが少なくないと聞きます。 さらに、地区の集会場などへの受信機の設置については、関係する補助金で。つまり、無償設置ではないことが、昨年の市政懇談会で説明がありました。 行政からの情報は大事な情報源。設置する相手の場所によって無償、有償でわけるのは、大げさにいえば情報格差につながらないだろうか。 これから財政が厳しい南房総市ではありますが、防災行政無線放送をはじめとする情報伝達や発信は、経費を切り詰める分野ではないと思います。 南房総市の関係部署の方々へ、その点について、この紙面を通じ、私たちに納得ができる説明をしていただきたいと思います。 先般、白浜フローラルホールに関する投稿がありました。 フローラルホールの将来の活用などについて、きちんと白浜の住民の方々のコンセンサスを得る流れがあったのでしょうか。 市政において大事な事柄を決める過程の中で、石井市長、市議会の皆様方は、私たち住民へきちんと相談をしていただく時間を設けてほしいです。 私が今回取り上げた防災行政無線放送の問題は、市政が住民に対して、目配りがなされているかどうかの目安になるものと考えます。 |