2015年7月提出の地元新聞社への未採用投稿 2本のうちの1本を公開します。 なお、臨時列車に関する進展はなく、このまま、混乱が生じる事態を迎える可能性があります。 毎年8月8日の館山の花火大会の帰りの館山駅からのJR臨時列車が近年、運行しています。 臨時列車とはいえ、いつも、都会の通勤並みの混雑ですが、大変好評です。 今年も運行はされますが、上りは例年通りで木更津行きが。しかし、下りの臨時列車に関しては今年は千倉止まりしかありません。 昨年まで、上りは木更津行き、下りは安房鴨川行きの各1本の臨時列車の運行がありました。 今年3月のダイヤ改正で、21年ぶりに安房鴨川行きの最終列車が20~30分繰り下げになったのが影響したのかわかりませんが、花火大会終了直後の下り列車は、昨年までは千倉行き1本、安房鴨川行き2本が、今年は千倉行き1本、安房鴨川行き1本に縮小です。 おそらく、今年は場合によっては最終の安房鴨川行きが乗れないことが予想されます。 九重、千倉、千歳方面の各駅では、車の混雑を避け、駐車できる箇所に車を停めてから内房線で花火大会を観覧するお客さんがかなりいらっしゃいます。 公共交通機関の利用の啓発をしているのであれば、花火大会主催者、行政、JRがきちんと策を講じるべきです。 夜、館山駅止まりでそのまま車庫に入る列車を活用して、あと1本、安房鴨川方面の臨時列車を走らせる配慮が必要ではないだろうか。 今年3月のダイヤ改正の内房線の特急見直しが、この花火大会の臨時列車の運行にも波及をしているとすれば、内房線沿線自治体は、相当の危機感と覚悟をもって取り組まなければならないと思います。 |