風が強めの千葉岩井です。 実は私の弟が5日、後厄の年を迎えました。昨年の本厄は乗り切りましたが、なんとか、気を抜かぬよう過ごしてほしいです。 さて、今夜は、 コンビニ業界が失われた20年の象徴 というネットニュースがありましたので。 今年は社会保険対象者がさらに拡大、いわゆる年休も一部条件ではありますが、消化義務が出てきます。 この業界では残念ながら、こういった一般社会では当たり前ができない状態。なかには年休そのものをしらない従事者も。 最低賃金ぎりぎりでやりくりをしなければ、お店自体の経営も厳しい。その原因が毎日支払う本部への手数料と食品ロス。 特に食品ロスは社会的にも厳しい目が向いているにも関わらず、この業界は活かそうという動きすらない。 これら足を引っ張っている要素が改善がされない限り、業界内の悪循環は続く。 ワーキングプアという言葉がありますが、いくら働いても変化はなく、満足に貯蓄もできない。日々の生活がという従事者が大半だと。 食品どころか人材も結果として使い捨てにつながる。 本当に業界として改善をするのであれば、一般社会で当たり前とすることを実行をすること。 少なくとも、この国の社会生活に欠かせない立ち位置であれば、社会的な責任の意味において、明瞭な業界でなくてはならない。 自分たちさえよければいいというのは通用はしない。 どこかの鉄道会社が労組を否定するような動きを始めているが、この業界は労組がないに等しい。 企業の暴走を止めるため、労組は必要である。 チェックアンドバランスがなくては、いずれ業界そのものが陰の存在になるだろう。 |