機関車本体は大方出来てきたシティクラス(タイプ)だが、 用事が重なり、テンダーが中々進んでいなかった為、 用事が一段落着いたところで一気に進めた。 まずは図面を転写し、テンダーのステップとサイドビーム(?)を切り出し。 このテンダーの何が面倒って足回りが二段構成になってる事なんだよな。 サイドビームの下の台枠部分を切り出し。組み上げた時の強度を考え、左右一体構造で 切り出した後、裏側から角材で補強。そのうえでサイドビームを接着した。 端材から軸受けと板バネを切り出し、台枠部分に接着。製品(カリオ様所有)を見ると 解るが、テンダーのランボードを支えるサイドビームが台枠の板バネの支点になって いるのである。故に自作しようとするとこういう面倒なことに・・・; テンダーの車体部分を切り出し。製品や実機の写真見ると後ろがr描いてるので、 これも台枠同様一体構造で切り出した後、曲げた。また、実機は車体上部が段違いに なっている為、上部の張り出し部分に定規をあてがい、折り曲げて段違い構造を表現。 その後、形が崩れないよう角材で補強。 テンダー内側の石炭搭載部から石炭取り出し口までを例によって一体構造で切り出し。 作業中に変形しないよう、裏から補強を兼ねた支えで形状固定。また、機関車側の ランボードの高さに合わせるため、同じく裏側に2㎜に重ねたスペーサーを接着。 100均徘徊中に見つけた、ボンボンマスコット用の目パーツがウォータースクープの ドームに丁度良さそうだった為、根元を切断して使用することに。 正直、ネス様みたいにほぼ球状になってるものを切り出せる自信がなかった・・・。 端材を使用して石炭取り出し口を製作。実機の映像見ると、たまにこの段差部分に 座っている人が居るみたいなのだが、これ中々の高さあるような。 各パーツの他、石炭搭載部分の仕切り部分や給水口などを一緒に取り付け。 手前側の仕切りが変なクランク状になっているが、調べたらどうもこの部分、 火掻き棒やら連結棒やら色々置く為のスペースらしい。 バッファーにはアクセサリー用のTピンを使用し、爪楊枝の後ろの『こけし』の くびれ部分を切り出して穴を開け、その中にTピンを通して固定した。 そういえばネス様のステップニーのバッファーもTピンっぽかった気が・・・。 とりあえず仮組み。ステップ等の細かいディティールとカプラーがまだだが、 全体としてはひとまずこんな感じで出来上がった。ウェイトを搭載して転がりの 具合を確認したが、こちらも特に問題なさそうな感じである。 ・・・機関車より先にテンダーが出来ちまったよ; こっちも絶賛停滞中の機関車本体と合わせて様子を見る。ひとまず全体像が 見える段階までは進んだ為、何とかして完成まで持ち込みたい所ではあるが、 動輪からの集電とかキャブ内インテリアとかロッドとか安全弁とかボイラーの 継ぎ目消しとか、面倒な部分がまだまだ残っている。あぁぁ、気が重い・・・; |