2021年5月20日 房日新聞読者コーナー投稿 今年7本目で通算138本目の掲載 内容は本年5月8日時点の動きで原稿を作成。それでは原文公開です。 今月7日の梅澤さまの投稿を拝読。最初は目を疑いました。それは、先月20日の江見駅での高齢者の方のワンマン列車の降車時の事故トラブルの記載。 実は私の方で、先月15日の関東運輸局来訪以降、ワンマン列車などの問題の改善の有無を調べ、あらためてその中身を文面にまとめようとするタイミングで、梅澤さまの取り上げた話題が飛び込んできました。 私は早速、関東運輸局、千葉県庁交通計画課、存じている国会議員や県議会議員へその内容を伝えました。特に千葉県庁に関しては、毎年出す、鉄道会社への要望内容をとりまとめる時期が近いです。江見駅や3月16日の太東駅での事故トラブルについては、お客さんの人命の観点から緊急要望事項として取り上げるよう働きかけをします。 梅澤さまの投稿で指摘の通り、運転士が確認するモニターは列車外のみ。車内はありませんが、防犯カメラが2台あります。イレギュラー時にリアルタイムで使用ができるよう改善ができないだろうか。 運転士が確認するモニターは、乗降ドアを操作している間しか映像がでません。しかも、画面が小さく素人でも見づらい。 駅のホームの両先端のあいだに映像時間をひろげる必要があるのではないか。 鉄道会社の幹部が、ほかの線区で導入して問題ないからワンマン運転をはじめたという発言がありました。 今回の江見駅と、3月の太東駅での事故により、その発言には説得力はなく、むしろ、公共交通機関として単純で無責任に聞こえるのは私だけでしょうか。 ダイヤ改正以降、ワンマン運転などに関わる改善の有無になりますが。 保田、岩井、富浦の各駅ホーム待合室に、やっとワンマン列車の停止位置の注意書きの掲示が。また、上総湊駅のホーム待合室には時刻表が。加えて、保田、安房勝山、岩井、富浦、那古船形、九重の各駅に、最寄りのみどりの窓口の駅まできっぷ購入目的で向かう場合の運賃無料扱いの掲示も。 先月の運輸局の要望には含めていませんが、竹岡駅近くの高磯、保田の妙本寺の各踏切で非常ボタン設置工事が。これにより、君津から岩井までのすべての踏切に、非常ボタンがつきます。 一方、朝7時の上り2両ワンマン上総湊行き、朝7時の下り2両ワンマン上総一ノ宮行きが車内が缶詰状態。コロナの3密対策が確保できず改善されません。この2列車については、代案を用意の上、平日の車両増結などを働きかけを。 竹岡、千倉の2駅については、列車の行き違いがない場合、原則1番線発着に。成田線や総武本線、東金線の一部の駅で実施していて、できない理由はないです。 ワンマン列車のドア押しボタンに、点字シールがつけないまま。健常者の方でさえ、ドア押しボタン操作に一苦労するのに、視覚障害の方はなおさらです。鉄道会社の音声を頼りにドア押しボタンを操作というのは、当事者の方に対して全く配慮に欠けています。 最後に。 ワンマン運転列車に関わる生じている問題点について、お客さんへのその不安払拭に取り組んでいる姿勢を、鉄道会社から全く伝わりません。太東駅の転倒骨折事故については、いまだ正式な発表もされない。 私は公式な場において、鉄道会社自らが、お客さんに納得できる事故防止、改善策を説明をしていただきたい。公共交通機関として、責務ではないでしょうか。 |