横浜スタイル - トピック返信
11月11日の稽古
【返信元】 稽古場日記
2007年11月12日 03:50
11月11日(日)

日誌担当は花屋のでれでれおやじ、しんべえです。

今日は18時から22時までの比較的長丁場の稽古でした。
場所は文化体育館の横、平沼レストハウス。
絵画教室やティラミス…じゃないや、ピラティスの講習なんかでも利用されています。時間割に書いてあるピラティスには、「ダイエットにいいんだよね」と、劇団員の一部が興味津々。うーん、サークル間交流実現か。

18時、入室着替えアップの後、さっそく台本の稽古。

…おっとちょい待ち、その前に。
公演まで2ヶ月を切っているので、衣装の打合せとかスタッフワークがありました。横浜スタイルでは劇団員のほとんどが役者として舞台に立つので、スタッフのほとんどは役者と兼任です。各自それぞれに得意技(もしくは苦手技?)を繰り出して、芝居全体を作り上げる、という事に参加しています。
役者として、舞台に立っている時間ももちろん表現の時間ですけれども、こうして、スタッフワークに頭をしぼっている時間も、広い意味での芝居作り・表現の時間だと思います。
何より。
音楽もメイクも広報も大道具も小道具も衣装も、やってて楽しい。
舞台の魅力は底が知れません。

台本の稽古はシーン5からシーン7まで。

みんな(あ、いや、ほとんどが)社会人なので稽古を休まざるを得ない事もあります。だから、登場人物が多いシーンは少々大変です。休んだ時の稽古内容は代役さんからの申し送りで知ってはいるものの、やはり本役として場面の中に立つとイメージが違ってきます。立ち位置の確認など、基本的な部分が非常に大事になる場面です。

一方その分、…と言っては変ですが、人数の少ない場面では一気に集中が高まります。ひとつの場面を作るための表現を、ひとりひとりが試行錯誤しながら探っていきます。しっかり台本を読む事の難しさ、やりたい事とできる事とのギャップ、演じながら、演出を見学しながら、いろんな事を感じちゃってました。

稽古の最後は、シーン1からシーン5までの通し。
じっくり作り上げてきたつもりの場面も、時間が経つと細かい部分を忘れてしまってがちゃがちゃになってしまいます。横浜スタイルの芝居は基本的に会話劇なので、台詞のやりとりやきっかけ等にデリケートな部分がたくさんあります。充分な計算の上いったん創り上げた演技を、舞台では余計な計算をせずに演じていく。このあたりはもう、ただただ練習あるのみです。

今日は休日という事もあって空前の出席率。
ゲストに、同じ社会人劇団の「横浜劇団にゅうくりあ」からKentaxさん、それからメイクのお手伝いをしてくださる見目麗しい淑女がお二人(彼女たちはぼくらのメンバーのおーがのお友達です)、計3名もみえて、楽しくも緊張感あふれる稽古でした。

…あ、そうだ。…と思い出して言うような事ではないですが。
今日配られた台本の最後に「幕」の一文字が。
総出演人数24人に及ぶ脚本が完結しました。
これで各役、物語の中での姿が明らかになりました。
あとはどのように各役を生きるか、
台本片手に団員達の眠れない夜がしばらく続きそうです。

年末の公演初日まであと47日!!
観客のみなさま、乞うご期待!!ですっ。
やっほーめんたいこっ!!(←緊張のあまり意味不明)

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稽古場日記 - 07/10/02 17:25 (Tomoco)