千葉県館山市の南に位置する千葉県観光施設の南房パラダイス。 指定管理者制度で運営をしてきましたが、3月の震災前からの赤字経営に苦しみ、今年の夏に指定管理者の業者が辞退。千葉県の直営になったものの、今年度いっぱいはその業者に運営を委託するようです。 南房パラダイスは、動植物園で、鴨川市にある鴨川シーワールドよりは地味ではありますが、地元では、南パラと呼ばれている、数少ない観光施設になります。 そもそも、このようなことになったのは、千葉県の行財政改革の中で、千葉県内にあるこのような施設を払い下げや、指定管理者制度を大規模に進めたため、個々の施設についての今後の活用方法を十分にすりあわせをしなかったことにあると思います。 民間譲渡を目指すようですが、それで南パラが維持できる見通しははっきりしません。 千葉県、館山市、観光団体、地元民が、南パラを中心とした、この地域の観光施策を考える時期にきていると思う。 南パラに近い平砂浦。松林の維持管理について、懸念の声を聞きます。 それらも含め、観光地としてきていただくための策を考えなければ。 |