みなさま、こんばんわ。 その前に。 17日の千葉日報の千葉県地域防災計画の見直し案の特集は、救援物資輸送体制について細かく掲載あります。 国道127号の富津市金谷の明鐘トンネル付近の土砂崩れ箇所は、変化は見受けません。 さて。今夜は昨年の震災で数多くの子供さんが犠牲になった宮城県石巻市の大川小学校について。 昨日の報道の通り、津波によりお子さんを亡くされた親御さんの有志が、石巻市教育委員会に対し、公開質問状を出されました。 市教育委員会→津波到達1分前に避難を開始 当時の校長→保護者に引き渡しの途中で津波の被害 親御さんたちは、この説明に食い違いがある点をただすために出されたようです。 震災発生当時、校長は出先のため、学校に残っていた先生方に指示を出すかたちで対応。しかし、現場ではどこに子供たちを避難させるか、決めかねている状態だったそうです。 私が今夜、大川小の件を取り上げたことには理由があります。 南房総市では6月29日、鴨川市では7月10日にそれぞれ市内の学校を対象に避難訓練が予定。あらためて、この先の不測の事態に備え、訓練がうまくいっただけでなく、疑問点や課題をきちんと洗い出し、本当に困らない事態を避けるようなかたちが望まれます。 私は単に大川小の親御さんと学校・教育委員会の対立でなく、きちんとした真実を明らかにしていただきたい。そして、二度とこのようなことが生じないよう、大川小だけの問題でなく、全国各地の学校が共有することが必要です。 そのためにはこの国の学校教育行政全般の閉鎖的といわざるをえない体質を改めること。地域に開かれた学校と教育行政でなければならないこと。敷石を高くすることでなく、私たち地域住民、主役である子供たちの目線での取り組みが一番必要なことです。 |