続いて。 昨日30日、大津のいじめの問題で被害者の家族の方が、霞ヶ関の文部科学省に出向いて、大臣宛の要望をだしたそうです。 いじめの事件で自殺がおきたあとに実施された学校のアンケートの内容の全面開示をもとめたそうです。 29日からはじまった臨時国会での永田町の方々の、子供の遊びケンカのレベルもひどいですが、この国の学校教育行政もひどすぎる。 そういえば、大津の件では第三者委員会に、尾木ママさんが委員に委嘱されていますが、どうも、大津市教育委員会と学校の対応、資料や情報の開示の仕方に、かなりの不満をおっしゃっている。 私は大津の件が、単に現地の問題だけではすまされないということの、認識が相当、不足しているといわざるをえない。 千葉県館山市内では、 特別支援学校の児童の親御さんの被害届 先月の学校給食の80人の中学生の腹痛の件 4年前のいじめによる自殺した中学生に関わる調査やアンケートの件 いずれも、当事者双方ばかりか地域全体が納得している結果・結論がでていない。 内輪感覚で、内輪のレベルで物事を抑えてしまう体質そのものが、問われている。残念ながら、そのことに対して学校教育行政全体で、危機感すら伝わってこない。 申し上げるが、その場しのぎの内輪でやるようなやり方は、もう通用しない。やるべきことは、当事者はじめまわり世間が納得理解できるやり方をしなければ、また、同じような悲劇は繰り返されるだけ。 南房総市では問題になるような事例はありませんが、問題意識と認識の観点から市長の懇談会で取り上げるか、とりあえず、候補に考えています。 でも、学校の現場の先生の中には、話せばわかる方はいらっしゃるのですが、組織の中にいる立場上、つらいように察します。 |