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2016年07月24日(日) 
最初に。
先月6月に、千葉県南部の障害者福祉会役員を対象とした地区別指導者研修より。

障害福祉と介護保険の関わり
65歳を境に障害福祉サービスから介護保険に。
現状利用ができてきたサービスが、65歳をすぎて、準じた利用サービスがあるのかどうが。
自己負担が急に生じる部分含め、どうしたら不安を取り除くことができるか。

実際に障害のある方、高齢者の方をサポートをされている君津市内で活動をされている方の講演を聴いた要点です。



次に。
昨日は、私の弟の利用施設先で、系列の障害者グループホームと高齢者施設の関係者を招いての、保護者・家族の集まりがありました。
わかりやすくいえば、この先の将来展望です。

グループホーム側より
ホームの生活の流れ、職員の体制、費用について説明

高齢者施設側より
施設の現状や介護保険の制度変更について説明

質疑応答では
私から

グループホームへの事前見学について
費用については、グループホームと現在の利用施設とあわせて合計について
→見学については事前連絡で可能であること。費用については障害者年金からの重い負担にならない範囲でという回答が。

高齢者施設側へは
障害福祉サービスの障害区分と介護保険の区分認定に、違いがあることに支障はないか。前者の障害区分が後者の介護保険区分に反映をされるかどうか
→65歳で介護保険に原則移行ではあるが、障害福祉サービスと併用しているケースはある。また、障害区分と介護の区分認定の関係については、これから国の方で検討をされる見通し。

福祉避難所について
南房総市では原則1箇所で2人までとしているが、最近の災害もふまえ、人命優先で2名をこえての受け入れは可能かどうか
→市町村側からの要請で2名をこえた受け入れは可能である。


障害福祉の世界では、施設に預ければ良しではありません。
10年前に障害者自立支援法=現在の障害者総合支援法により、障害福祉サービスがきめこまかくはなりましたが、逆に複雑になっています。
そういった中で、家族のものとして、どう生活設計をしていくか。
施設に任せるのでなく、施設側、行政、家族、本人ともに相談をしながら、前にすすめなくてはならないです。

なお、今回は知的障害の視点から書きました。障害福祉の中でも、様々な立場の方々がそれぞれの生活設計を必要としていますので、一つに固定をしているものではありません。
大変、奥が深いことを弟から教わっています。

閲覧数1,437 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2016/07/24 03:30
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