そういえば、年号変わってたっけか。 完全に忘れてましたよ、えぇ。 という事で、亀の歩みで地味に製作進めていたこちらの機関車。 令和に入ってようやく動き出した感があるので近況を。 まだまだベータ版並みの粗削りではあるのだが・・・。 今回製作の機関車は実機の動輪が2045㎜あるため、Nゲージにすると 大体12㎜位になる。のだが、俺の知る限りではそんなデカい動輪を 持った奴は大抵海外製品で、不用意に手が出せない。そういう事で、 本記事の少し前に、直径が近いヘンリーのスポークを型取りし、 100均レジンで複製して動輪部分を製作した(と言っているが、実際には ヘンリーと同じ径の某雑誌の付録の非可動スコッツマンのものを型取り)。 ここから0.5㎜のアルミ板を貼って動輪径を13㎜にかさ上げしようとしていた所で 作業が停滞し、気付いたらそのまま平成が終わって令和を迎えてしまっていた。 動輪の製作と並行して、ベースとなるGMの旧動力(長)のフレームと シャーシを加工。フレームから台車のレリーフを切り落とし、レリーフの シャーシ止めを兼ねている支柱部を、動輪が干渉しないよう削り込んだ。 シャーシの方も上部の出っ張りを金切り鋸で必死で加工し、動輪の干渉を 防止するとともに、火室に収まるようにした。 シャフトに関して、今回は直径2㎜・内径1.5㎜のアルミパイプを切り出した後、 千枚通しで無理やり径を広げてGMの旧動力の物がはめられるようにした。 『今回は』と表記してある点だが、これは俺が真鍮は通電性がよくないと 誤解していたために、内径がもっと丁度よかった真鍮パイプを使えなかった為である。 で、肝心の動輪だが、当初は動輪からの集電を目論んでいたのだが、手持ちの ハンダゴテではどうしてもハンダが付かないため、結局諦めてゴム系接着剤で フランジとなる0.3㎜アルミ板と接合してしまった。 シャフトと動輪を合体させて様子見。この状態でモーターによる動作確認を 行ってみたが、写真に写っている後輪側に関しては、意外にも結構滑らかに 動いてくれた。前輪側に関しては動輪内側のレジンが薄く、中空状態になって シャフトがろくに固定できない為、レジンの充填し直しを行い、現在固定待ちである。 これが軸受けと台枠とロッドを組み合わせたときにどうなるかは今の所未知数。 問題なく動いてくれれば御の字であるが、果たしてどうなるか・・・。
・・・尚、赤字部分に関しては完全に誤りであり、この記事を書いているときに 改めてスケールルーラーで調べた所、動輪径は12㎜でよかった事が判明。 当初は側面の写真等から推測して図面を引いていたため、動輪径を13㎜として しまっており、この間違いに気付かないまま作業を進めた結果、停滞の原因になった アルミ板の加工・貼り付けという余計な作業を生む羽目に。やってもーた畜生・・・; んで、動輪から集電無理ってじゃぁどうやって集電するのよって話だが、 こうなってしまった以上テンダー(と出来れば先台車)からやるしか無さそうな訳で。 ボイラー細いから線通すスペースの確保が・・・; |