227.「みんな同じ」
地球に人間として生きている人は、
多かれ少なかれ、何かしらの悩み事や、
不安を持って生きている。
どんなに明るくて元気な人でもだ。
若い頃は、自分だけが悩んでいて、
他人はみんな幸せそうに見えがちだけど、
そんな事はない。
年月を重ねると、
その事が段々色濃くなって、
はっきりと見えて来る。
中年以降の同じ歳頃の人は、
五十歩百歩で、同じ様に衰えている。
ある年齢以上になると、
年齢を四捨五入して、
サバ読まれる様になる(笑)
人間は皆不完全で、
その足りない処が、
その人の欠点という名前の
愛すべき可愛いところ。
そう思えたら、
その人はもう、
貴方の掛け替えのない、
大切な人。