この内容は2013年4月17日の地元紙の房日新聞紙面より書きます。なお、同新聞のホームページに掲載あります。 千葉県館山市の市役所の新規の職員の離職が、この5年間で13人。そのうち9人が一年以内の離職とのこと。 私の地元の安房地域4市町村に館山市は含まれますが、南房総市はゼロ、鴨川市は4人、鋸南町は1人の離職人数である。 館山市の担当者は原因がわからずと、言う話。 確か、市川市で新規の職員が採用試験で合格を受けたあと、採用を辞退する人たちが少なくない問題を抱えている話を聞いています。 市川市は東京23区に隣接し、待遇の面で掛け持ち受験した23区のほうに流れているのが、辞退者を出している原因と言われています。 過疎である千葉南部の自治体にあって、ほかの自治体の掛け持ち受験により、待遇のよい自治体あるいは職種に流れている可能性がないとはいえない。 私の私見ですが。 館山市は安房地域の中で、経常収支比率が高い方である。つまり、必要経費ひとつひとつにコストをかなりかけているということである。いい例が、ペットボトルの処理の費用が、近隣の自治体よりも3倍経費がかかっている実態である。 将来、経常収支比率を抑えるとしたら、人件費も調整が必要になります。 もしかしたら、将来を見据え、館山市の職員として従事することに慎重になっている部分もあるように思います。 原因はわかりませんが、人材確保のために、情報公開と透明性、それと将来像をはっきりさせることが、求められると思います。 |