鉄道写真における所謂”水鏡”と言うのは、田んぼなどの水面に車両が反射して 逆さ富士のように見える写真の事である、と言うのは多分皆知ってると思う。 では何でこれがレアリティの高い写真になるのかと言えば、一番の理由は 条件がかなり厳しいからである。 だってちょっとでも条件がズレるとすぐこうなるんだもん。 流れが無い場所で、かつ快晴で風が無い日を狙わないと理想的な写真に ならないのだが、この条件が中々揃わない。田んぼで撮影するとなると、 丁度田んぼに水が張られ始め、稲が伸びる前の今の時期にしか撮影できない。 それでもほんの僅かでも風があると、あっという間に水面に波が立つ。 撮影できる時期も場所も限られ、おまけに天候条件まで重なってくると、 相当粘らない限りいい写真なんか撮れるもんじゃない。 だからと言って勝手に人様の田んぼに 水を張ったりするような行為は 常識的に考えてやっちゃダメだろと 思う訳であるが。こういう事をする輩は 一般教養がなってないのかね。
・・・言っとくけど上の写真は公道扱いの場所から撮ってるからね?
|