続いて。 いわゆる千葉県館山市の坂田の残土事業計画について、私の考えを申し上げます。 ずばり、この事業は認めないこと を表明いたします。 ここまでの経緯。 なぜ、この時期に残土事業を行う必要性 当該地域の住民のコンセンサスがきちんと得られていない 行政サイドの手続きなどの問題点 これが私が認めない主な理由です。 3月の震災及び原発問題により、国民は土壌汚染について、相当の神経質になっている、この時期に、なぜ、やる必要性があるのか。つまり、運ばれる予定の残土が問題がないものか、不透明であること。 千葉県の条例において、手続き申請の中で、該当する地域住民への説明会が開かれていないこと。10月末に西岬地域の区長連合会の集まりを、条例のいうところの説明会であると、館山市は見解をだしていますが、地域住民はもとより、その集まりに参加ができる一部の方を、門前払いにしたのが、果たして、正当性がある集まり=説明会といえるのかどうか。 行政サイドの対応。 千葉県庁の担当部署は、 住民の合意は許可の要件にはならない 私はこの県庁の役人の発言には、かなり、カチンときました。 それだけでなく、政治家たる千葉県の森田知事、館山市の金丸市長が、当該地域に関わる重要問題という認識が薄く、積極的に関与して、解決できるよう、十分な対応がなされていないこと。 千葉県の残土条例そのものは、不十分である=机上の上での書類審査=ことが、一番の問題ではありますが、先日の事業許可決定の最後まで、手続きありき、で進められた点は、早急に仕組みを改める必要です。 私は南房総市の住民ではありますが、安房地域の中心地である館山でこのような事があれば、影響はかなり小さくないです。 その意味からも、この残土事業は認めないことを意思として決めました。 |