何だかんだで色々あって、結局機関車部分をほぼ丸ごと作り直し、 何とかまともに走るようになったシティクラス(タイプ)。 そういえば、まだ肝心な部分が一か所残っていたんだった。 作り直す前からずっと放置していた煙室扉を製作する。10㎜と8㎜のサイズに 正円形を切り出し、先に10㎜の方をボイラーの先端に接着。 端材を使って蝶番と煙室扉ハンドルを作り、ペンの後ろを使って丸みを持たせた8㎜の 円形に取り付け。その後、これをボイラー先端部に接着。煙室扉付くだけで一気に それっぽい雰囲気になる不思議。 その他、ランボード作り直した後放置していたスプラッシャーも作り直し、加えて 前部のバッファーをテンダーの物と同じ要領で製作。台車のカプラーがどうしても 食い込んでしまう為、結局フロントビームは大きく切り欠きを設けて対応した。 全体を組み上げて様子を見るが、どうにもボイラーの上半分と下半分の間に嫌~な 隙間が。端材を使ってある程度埋めたが、まだかなり気になる・・・; 車体の大まかな部分がほぼ出来た為、改めて図面と比較。テンダーは一発で出来たので 図面と殆ど変わらないが、何度も言っている通り、機関車部分にEF63の台車を使った 関係で元の図面より3㎜程長くなっており、実機のホイールベースに近くなっている。 で、この状態で一度牽引力のテストをしてみた。現状での牽引能力としては、とりあえず 平地で5両までが限界のご様子。4両目から若干始動時に動輪がスリップし始め、5両目を 繋ぐとスリップがさらに顕著に。5両以上繋いでも引き出せない事は無いのだが、その分 スリップの仕方が酷くなるうえ、モーターが客車の重さに負けて止まる事もあった為、 モーターへの過負荷による焼損を防ぐ意味合いでも、5両を限度とすることにした。 まぁでも実際のシティクラスもオーシャン・メール牽引時はスピードアップの為に 大体5両ぐらいしか繋いでなかったって話だし、当時の測定方法による時速160㎞/h 達成時も一両しか牽いてなかったらしいし(なんだったら客車3両で坂道で立ち往生して 再挑戦×3してるトルーローの映像あるし・・・)、この位牽けりゃぁ十分なのかね。
・・・さ~て、あとは手摺とステップとキャブ内インテリアか・・・; |