書き込み数は33件です。 | [ 1 2 3 4 ] | ◀▶ |
書名:伊豆の死角 著者:津村秀介 発行所:講談社 発行年月日:1997/10/15 ページ:374頁 定価:600 円+ 税 秋雨に煙る駿河湾、西伊豆行きの連絡船にたたずむ男と女。こんなシーンから始まる。歯科医の長尾、長尾の部下で歯科衛生士の美知子。どうしてこんなに深入りしてしまったのか?妻に離婚を切り出せないまま、旅に出た長尾、愛人殺人計画の結末は?どんでん返しが面白い。こんな旅情ミステリーが10編集められている。旅には殺しがよく似合うのか?短編ですが、なかなか傑作が多い。 |
書名:深重の海 著者:津本陽 発行所:新潮社 発行年月日:2006/2/25 ページ:470頁 定価:629 円+ 税 和歌山県太地町、鯨漁で有名なところ。慶長以来400年の歴史ある鯨漁、明治11年12月24日熊野灘に沖に現れた1頭の巨大な背美鯨に、勢子舟16艘、持双舟4艘、樽舟5艘、山見舟1艘など300人が乗り込み、発見、追跡、格闘して行く様子でストーリーが展開する。主人公は背古孫才次。村を挙げて1頭の鯨に立ち向かっていく。牛200頭分の肉を持つと言われる背美鯨に対する彼等の舟も装備も誠に微少ななもの。巨大なものに微少なものが立ち向かう。 立ち向かわざるをえないところに悲劇的な根 … [続きを読む] |
電縁サロンで紹介したソフト他 1.30daysの使い方 http://pasopia.velvet.jp/sub/30days/ 2.Photo Peachの使い方 http://pasopia.velvet.jp/sub/photopeach/ 3.まほろば::フォトスケープ Photoscape (概要とインストール) http://mahoro-ba.net/e979.html 4.ブログ、twitter、SNS等でプロフィールなどでキャラクタを描くのに便利なツールです。 フジテレビ、絵を一切描かずにマンガを作成できるソフト「MANGA GRILL」を公開 http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20100303_…52483.html 使用例 http://pasopia.velvet.jp/nota2/nota/?20100303211138 5.画像などをいっぱい入れて文書をPDFに変換すると容量の大きなファイル … [続きを読む] |
書名:開化怪盗団 著者:多岐川恭 発行所:光文社 発行年月日:2001/11/20 ページ:353頁 定価:571円+ 税 熱血漢の書生安岡保が、貿易商の樫村広助の一人娘那美を襲った追いはぎを退治したところから物語は始まる。那美と一緒に馬車に乗っていた気障で柔弱な宝石商・高牟礼三太郎、追いはぎにからきしダメ。明治の始め、まだ維新後のごたごたの時代。この宝石商が実は怪盗団の首領。すり、泥棒などを仲間に悪行を行う。世の中の定まっていない明治を舞台にルパン三世なみの悪人がある志をもって、豪商、貴族夫人などから宝石を盗んで、加工してまた売る。銀行に泥棒にはいる。 … [続きを読む] |
風に吹かれて隠れ里 - 鎌倉の芍薬寺から遊行寺 http://yokohama.fau.jp/cpg/thumbnails.php?album=140 鎌倉には芍薬が沢山咲いているお寺はすくない。龍寶寺(曹洞宗)というお寺があります。大船駅より20分位のところで近くに大船フラワーセンターがあります。ここは芍薬が沢山咲いています。鎌倉で芍薬寺と言えばここでしょう。この近くに北条早雲が三浦一族をせめるために出城として築いた玉縄城もあったところです。ついでに大船フラワーセンターにも寄ってみました。いつも花で迎えてくれます。バラが咲き始めました。「はまみらい」は咲いていました。このあたりから藤沢市の遊行寺の方 … [続きを読む] |
書名:白馬山荘殺人事件 著者:東野圭吾 発行所:光文社 発行年月日:2007/10/25 ページ:357頁 定価:590円+ 税 一年前の冬、「マリア様はいつ帰るのか?」という葉書を妹の菜穂子に送って自殺?した兄の公一。その死に疑問を抱いた大学生の菜穂子は、親友の真琴とともに、兄が死んだ信州の白馬のペンション「まざあぐうす」を訪ねた。丁度一年前と同じ常連の宿泊客は同じ部屋に集うことになった。各部屋には童謡「マザー・グース」の歌に秘められた額が掲げられている。イギリス人の別荘だったペンションに隠された過去、兄公一の死の謎を追う菜穂子、真琴。古典的な推理小説 … [続きを読む] |
書名:国民の道徳 著者:西部 邁 編者:新しい歴史教科書をつくる会 発行所:産経新聞 発行年月日:2000/10/30 ページ:673頁 定価:648円+ 税 西尾幹二の「国民の歴史」の続編として発行された本です。厚さ4cm位になる大判の本です。「自由」「平等」「博愛」はフランス革命以降出てきた概念。また民主主義多数決で決めるシステム。それらは出てきた当初は当然「自由」「平等」「博愛」を訴えないといけないほど酷い状態だったところだから多くの人々に受け入れられてきた。もっとも日本はそれをただ言葉だけアメリカ経由で入ってきただけ。それを金科玉条に戦後知識人は絶対的 … [続きを読む] |
書名:霧の罠 著者:高木彬光 発行所:光文社 発行年月日:2000/8/20 ページ:440頁 定価:648円+ 税 東南アジアのモリネシア領事館に勤務する中国人の通訳が自宅マンションで絞殺された。110番で現場に駆けつけた山口警部の前にはもうひとりの被害者が、30才位でクロロホルムをかがされて眠らされている。果たしてこの男が犯人か?翌朝意識の回復したその男に面接すると、自分も誰かに襲われたのだと証言した。神戸地検の近松検事が探偵役を務める本格推理です。 石橋を叩いても渡らないと言われるほど慎重派の近松検事と山口警部のコンビが面白い。昭和40年代警察の不祥事、 … [続きを読む] |
なんとなくベストセラーは読まないので気にもとめていなかったのですが、こんなサービスをやっています。ただ読みづらい横書きはちょっとなれないと?またコピー、印刷ができないようになっているのでこの技術に興味があります。flashを表示するような<object>タグで読み込んでいるところがあります。もう少し解析してみたい感じです。 『親鸞』五木寛之〈上巻〉無料公開 http://shin-ran.jp/ |
書名:保津峡殺人事件 著者:津村秀介 発行所:ケイブン社 発行年月日:2001/7/15 ページ:283頁 定価:552円+ 税 川下りで知られる京都・保津峡で男が崖下に突き落とされ殺された。突き落とした人物は保津峡駅から電車で去っていく。被害者は横浜の会社員・久野真治。妻の礼子は茨城の友人の見舞いに行った良人が京都で殺されたの?良人の行動に不審を抱きながら京都に向かう。犯人は謎のまま。良人の隠された過去を知らされることとなる。電車、飛行機の時刻表を駆使した時刻表トリック推理小説。ちょっと謎解きに重点を置いている感じで、作者の緊張感が見えてくる作品。も … [続きを読む] |
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