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書名:沈黙野 著者:米山 公啓 発行所:講談社 発行年月日:2000/2/29 ページ:318頁 定価:1800円+税 神奈川県のある私立大学付属病院の助教授窪田が主役、もうすぐ教授が定年、教授選挙を控えたある日窪田の高校生の娘が自殺してしまう。もう少しで教授にというところで、妻と子どもは別居。仕事仕事、研究研究で過ごしてきた窪田には教授選挙には必ず勝たなければと、論文ももう少し書いておかなければと高額の実験装置を得るために製薬会社からリベートの為に新薬の治験データの捏造。元勤務医が描く物語です。 本文より ------------ 病巣があっても症状 … [続きを読む] |
書名:チーム・バチスタの栄光 著者:海堂 尊 発行所:宝島者 発行年月日:2006/2/4 ページ:375頁 定価:1600円+税 この作品は2005年9月17日第四回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞をとった作品です。 その後の作品でもよく登場する不定愁訴外来責任者田口公平、厚生労働省大臣官房秘書課付白鳥圭輔が主役、準主役として登場している。 医療事故か過失か殺人か、なかなか面白いミステリーです。例えばAだとおもった犯人がB、Bだと思うとCと転々として行くとこが面白いところでもあり、少々作為がありすぎて嫌みなところもあり読者の好みかなと思います。 本書カ … [続きを読む] |
書名:エレキ源内殺しからくり 著者:米村 圭伍 発行所:集英社 発行年月日:2004/10/30 ページ:282頁 定価:1800円+税 江戸時代の自然科学者であった平賀源内、でもこの物語ではとんでもないいい加減な男として登場。立身出世を願って自分の発明品をネタに士官を目論んでいろいろな藩、老中田沼意次に接近しようとしたり。徳川家基が鷹狩りの帰りに駕籠の中で怪死する。これに平賀源内がエレキテルを使った仕掛けを駕籠に施していた。平賀源内はちょっとしたいきさつから人を殺して牢獄へ送られてそこで獄死してしまう。 源内には昔ある女に生ませた娘つばめがいた。つば … [続きを読む] |
書名:靖国への帰還 著者:内田 康夫 発行所:講談社 発行年月日:2007/12/14 ページ:338頁 定価:1600円+税 昭和20年、海軍厚木基地。夜間戦闘機「月光」で出撃した武者滋が、命からがら帰投した基地は、2007年の厚木基地だった。2007年にタイムスリップした主人公の武者滋中尉が、現代と過去に戸惑いながら、政治家やマスコミに揉みくちゃにされます。そんな中、現在の日本の現状を理解するにつれ『こんな病んだ社会を護るために、かつて、若者たちが命を賭して戦ったわけではないはずだ。戦争の愚かさとともに、若くして死ぬことの悲しさと虚しさを学んだはずの日本 … [続きを読む] |
書名:スタンレーの犬 著者:東 直巳 発行所:角川春樹事務所 発行年月日:2005/8/8 ページ:370頁 定価:1900円+税 中学校一年の時に父母は亡くなった。執拗ないじめにあい、中学校が嫌になって中退。ボクシングジムへ通って何となく生活している。そんな主人公、札幌に身を寄せる19歳の少年「ユビ」時々、ある人に雇われて説得屋をやっている。 今回の仕事は札幌では有名な企業の女社長を臨時取締役会で解任決議が終わるまで1週間位、札幌から遠ざける。電話連絡もさせないという依頼。 ミカド食品のオーナー社長・御門香奈、五十八歳のオバチャンと19才の「ユビ」の奇妙な … [続きを読む] |
書名:挑発者 著者:東 直巳 発行所:角川春樹事務所 発行年月日:2007/6/8 ページ:372頁 定価:1900円+税 便利屋シリーズ・畝原(私立探偵)が活躍するストーリーです。 ある日「男から父親を救ってほしい」畝原に依頼してきた男は、飲食店を運営する会社の専務で美咲と名乗った。巽大人という怪しげな男に父親が、多額の投資をしようとしているというのだ。社長の前で対決した畝原は巽の詐称を暴く、巽大人を撃退した。物語はそこから始まる。その後別のクライアントからクラブ・キャストたちのミスコンテストの素行調査を依頼された畝原は、その途中目つきの鋭い何者かに … [続きを読む] |
書名:痴呆病棟 著者:江川 晴 発行所:小学館 発行年月日:2003/11/20 ページ:223頁 定価:1300円+税 ときどき痴呆が出て、散歩の途中で自分の家が分からなくなって交番のおまわりに世話になったりする元眼科医の湯浅マキ(76歳)が、開業医である息子夫婦にドライブに誘われ、ウキウキ出かけた先は、なんと痴呆病棟だった……。 東京近郊の老人病院・痴呆病棟を舞台に、息子の友人である院長や看護部長と個性豊な患者たちが繰り広げるユーモアとペーソス溢れる物語。何度も病院から脱出を図るが看護師に見つかってしまう。痴呆の程度は低いので看護師や入院患者、家族達の … [続きを読む] |
書名:渇水都市 著者:江上 剛 発行所:幻冬舎 発行年月日:2009/9/25 ページ:398頁 定価:1700円+税 世界的な水不足と地方自治体の財政破綻がもたらした未曾有の水飢饉。水道事業を民営化、世界的企業に売却して日本首都郊外の破綻寸前都市北東京市は水道事業を民営化する。大量に水を使う企業や工場には安価に優先的に配水する。一般市民は高額の水道料金を要求され、料金が払えないと供給ストップ、貧富の格差が生存権も脅かしている。 そんな中一人の青年が立ち上がる。水をビジネスとして君臨する巨大水企業と果敢に戦う。ちょっとおとぎ話的な世界に誘ってくれる。 … [続きを読む] |
書名:還らざる道 著者:内田 康夫 発行所:祥伝社 発行年月日:2006/11/10 ページ:347頁 定価:1700円+税 お馴染みの浅見光彦シリーズです。 桜の季節、愛知・岐阜県 境の奥矢作湖に他殺体が浮かんだ。被害者は業界大手、白陽インテリア会長の瀬戸一弘と判明。被害者孫娘・雨宮正恵の元に亡くなった祖父瀬戸一弘から荷物が届く。祖父の死に疑問を抱いた正恵は一人、愛知県の足助(豊田市)を訪ね偶然、明智光秀関連の取材中をしていた浅見光彦に出会う。二人で謎を追うストーリー。 『もう、帰らないと、決めていたが・・・』生前、祖父が遺した言葉は何を意味するの … [続きを読む] |
書名:役行者 修験道と海人と黄金伝説 著者:前田 良一 発行所:日本経済新聞社 発行年月日:2006/10/24 ページ:402頁 定価:2500円+税 役行者(役小角)は謎の多い人、日本の山岳は役行者が登ったという伝承が多く残っています。修験道の開祖、山岳宗教の創始者といわれていますが、謎の多い人物。著者が自分の足で各地を歩いてこの謎に挑んでいます。キーワードは吉野、紀ノ川、上流の吉野川、大峰山、金峰山、山岳宗教メッカの吉野地方(奈良・和歌山・三重・滋賀)を中心に日本書紀、古事記、各地の風土記の記述を追いながら古代の神話時代。天智天皇・大海人皇子 … [続きを読む] |
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