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風雲海南記 http://princeyokoham.sakura.ne.jp/smf/index.php?top…ic=37062.0 書名:風雲海南記 著者:山本 周五郎 発行所:新潮社 頁数:576ページ 発売日:1945年以前 定価:128円 Kindle版 この作品は山本周五郎の作品の中ではちょっと今ひとつという感じの作品かな?戦時中に刊行されている作品です。 舞台は江戸、四国西条藩の出来事、主人公英三郎は四国西条藩主の家系でありながら双子の弟として生まれ、7歳の時に浅草のお寺に預けられる。自分の身分も出所も何も知らず過ごしている。やがて知るか知らずか偶然の積み重ねによって、西条藩のお家騒動に巻き込まれていく。英三郎は己の出自を知 … [続きを読む] |
江戸三国志 http://princeyokoham.sakura.ne.jp/smf/index.php?top…ic=37061.0 書名:江戸三国志 著者:吉川 英治 発行所:講談社 頁数:1144ページ 発売日: 定価:0円 Kindle版 吉川英治の長編伝奇ロマン、江戸三国志。今回初めて見つけてきた本です。尾張徳川家の七男坊徳川万太郎邸から将軍家から拝領した「鬼女面」が盗まれた。その面を入れた箱の底には“御成敗ばてれん口書”も隠されていた。禁制のキリスト教の信者、牧師など成敗したときに聞き取った口書、そこには日本で客死した羅馬(ローマ)貴族ピオの遺品“夜光珠の短剣”が日本のどこかにある。その行方をめぐり、徳川万太郎と近侍の相 … [続きを読む] |
書名:日本の歴史9 南北朝の動乱 著者:佐藤 進一 発行所:中央公論新社 頁数:557ページ 発売日:2017.09.05(1974) 定価:1,238円+税 足利尊氏、直義、高師直、後醍醐天皇、北畠親房、新田義貞、楠木正成などなど登場人物が一杯でなかなか頭に入ってこない室町時代。明治維新もそんな感じでわかりにくい時代。この室町時代のメインの出来事として建武の新政、過去の天皇時代に戻れという懐古主義でこの国を治めようとした後醍醐天皇、でもその試みは3年持たなかった。そして北朝、南朝、幕府の天下三分の時代が70年続く、そんな「南北朝の動乱」という本です。この本は中世、室町時 … [続きを読む] |
五瓣の椿 http://princeyokoham.sakura.ne.jp/smf/index.php?top…ic=36708.0 書名:五瓣の椿 著者:山本 周五郎 発行所: 頁数:266ページ 発売日: 定価:98円 Kindle版 婿養子の父親は懸命に働き、店の身代を2倍にも3倍にも大きくした。母親は婿養子を馬鹿にして陰で不貞を繰り返した。それでも文句のひとつも言わず、懸命に商売、お家大事で働く父親、労咳に侵された父親の最期の日々、娘の懸命の願いも聞かず母親は若い役者と遊び惚けた。父親が死んだ夜、母親は娘に出生の秘密を明かす。それを聞いた娘は父親の遺体が置いてある寮、そこには母親と若い役者が眠っていた。その夜、天保五年の正月、む … [続きを読む] |
彦左衛門外記 http://princeyokoham.sakura.ne.jp/smf/index.php?top…ic=36622.0 書名:彦左衛門外記 著者:山本 周五郎 発行所:英高堂出版 頁数:244ページ 発売日: 定価:129円 Kindle版 天下の御意見番、大久保彦左衛門のことはよく知られているが、この天下の御意見番、実はうさんくさい。大久保彦左衛門は徳川家康の家臣で家康とともに歴戦に参加して色々な手柄を上げて、家康から自分がいなくなったら、将軍秀忠、家光の御意見番に任命するので指導するようにと言い置かれた。という事になっている。 この物語の主人公は主人公の五橋数馬というとぼけた男、三千石の旗本内藤家の末っ子だった … [続きを読む] |
栄花物語 http://princeyokoham.sakura.ne.jp/smf/index.php?top…ic=36618.0 書名:栄花物語 著者:山本 周五郎 発行所: 頁数:510ページ 発売日: 定価:129円 Kindle版 田沼意次は享保20年(1735年)に父の遺産600石を継いだ。そして出世を重ね、600石の旗本から5万7,000石の大名に。ちなみに柳沢吉保は家を継いだときは530石、隠居する前には15万1,200石の大名となる。横浜市で唯一の大名米倉丹後守昌尹は家を継いだとき600石から15,000石の大名に。 旗本600石で普通、増えもせず、減りもせずが普通なのでしょうが、田沼意次は異例の大出世、一人の将軍に権力が集中していると、ひいきにされるとどんどん登用さ … [続きを読む] |
山本周五郎 作品集 五 Kindle版「鵜」「女は同じ物語」「しゅるしゅる」 http://princeyokoham.sakura.ne.jp/smf/index.php?top…ic=36496.0 書名:山本周五郎 作品集 五 Kindle版「鵜」「女は同じ物語」「しゅるしゅる」 著者:山本 周五郎 発行所: 頁数:96ページ 発売日: 定価:110円 Kindle版 「鵜」 江戸で謹慎の身となった布施半三郎は国詰めとなった。半三郎は江戸から持ち帰った釣り竿を抱え、毎日近くの加能川へ鮠(はや)だとかウグイ、鮎を釣りに出かけていた。ある日、断崖の下にある釣り場を見つけた。そこへ毎日通っていると、ある日上流から裸の女が流れてきた。 死体だと思ったが、そ … [続きを読む] |
書名:京都まみれ 著者:井上 章一 発行所:朝日新聞出版 発行年月日:2020年4月13日 ページ:248頁 定価:593円(税込み) Kindle版 かなり前に「京都ぎらい」で話題になった井上章一さんの最近の作品です。井上さんは京都の嵐山近くの右京区で生まれ育った事になっているので、洛内の京都人から言わせると京都の人ではない。そんな劣等感、反発からそんな京都人と称する人達に一矢を報いたのが「京都ぎらい」、京都人にいちゃもんを付けた本だった。 今回の「京都まみれ」は少し視点を変えて、京都-東京の二都物語となっている。明治維新の時に日本各地の地名をダイナミックに … [続きを読む] |
山本周五郎 作品集四 Kindle版「壺」「暴風雨の中」「雪と泥」 http://princeyokoham.sakura.ne.jp/smf/index.php?top…ic=36468.0 書名:山本周五郎 作品集四 「壺」「暴風雨の中」「雪と泥」 著者:山本周五郎 発行所: 頁数:124ページ 発売日: 定価:110円 Kindle版 「壺」 紀伊国の新宮で木村外記と名乗る中年の武士がひょんな事から瘤七(七郎次)という若者と出会う。新宮から熊野川を二里ばかりほど遡った御船という在の農夫の三男である。幼い頃から力が強く、近郷では名前が通っていた。彼は侍になりたいという志を持っていた。そんな彼が三人の侍と果たし合いをしているところに木村外記が … [続きを読む] |
書名:流行性感冒 著者:内務省衛生局 発行所:内務省衛生局 発行年月日:大正十一年三月三十日(1922年) ページ:484頁 100年前に流行したスペイン風邪を記録した「流行性感冒」という本です。2008年に平凡社から再版本も出ていて、2020年4月にも再度出版したとの情報もあります。大流行の後でまとめられた「流行性感冒」は国立国会図書館デジタルコレクションに収録されておりダウンロードすることも出来ます。 1918年8月~1921年7月第1波から第3波まで3回の感染拡大が起こった。感染者数2380万人、死者39万人。出典「流行性感冒」スペインかぜはH1N1型インフルエンザウイルスが原因 … [続きを読む] |
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